政治のトーシロが今回の選挙で思ったこと。

2019年7月21日、令和初の国政選挙。
当初からの予定通り、7月4日公示から変わらず行われた。

ぶっちゃけ私は政治に詳しくないし、
今回の選挙も各党が何を掲げてるか
ざっくりしか把握してない、その程度の一般市民。
今回の記事も、ただ思ったことを書くだけです。笑

偶然にも仕事を辞め、広島に戻っていた私は
父と母校である小学校に行き投票。
普段は停められないはずの駐車場に
たくさん車が入ろうとしていて、渋滞が起きていた。
投票自体は5分もかからず終わったが、
私の後ろに列が出来ていたり、
小学校の外で車がごった返していたりと、
今回の選挙の注目度の高さがうかがえた(気がした)。

個人的には結果よりも、投票率が気になっていた。
時代の流れ的には、明らかに投票率は低下傾向。前回よりも下がる気はどこかしていた。
しかし私のTwitterのTLでは、「投票しよう！」「投票行ってきましたー」「選挙くらいいけよ」などの言葉が多く飛び交っていたので、
「何だかんだ投票率、前回より上がるんじゃない…？」と期待。

どうやら無駄だったようだ。
投票率は50%を割り、戦後2番目の低さだという。
私のTLは何だったのだ、とマジで憤りを覚えた。これだからTwitterは。
「行きました！」と言うのは
マンガ家、写真家、音楽家などのアーティストという、いわゆるクリエイターの人たち。
やっぱり文化人はそうなのか〜私も行こ！
という気分にさせる。
別に選挙に行かない者はクリエイターに非ずとか言いたいわけじゃないけどね。

ただ、同じクリエイターの部類でも、
私のフォローしてるYouTuberで「行きました」と言う人はほとんどいなかったけどな。
それとも言わないだけ？
(1人だけいた。コバソロさん、好きです)

某番組では、「なぜ選挙に行かないのですか？」という街頭質問を実施していた。
こんなテーマが成り立つなんて民主主義も末だな、と思いながら見たのだが、
「自分が行っても変わらない」という意見と一緒に、「めんどくさい」という意見があった。
なかには、70代で「１回も投票したことない」という人も。

思ったのは、

え、地上波で顔出しでそんなこと言って恥ずかしくないの…？

私は「めんどくさいから選挙行きません」なんて、少なくとも地上波では恥ずかしくて言えないわ。
(これは小さい頃から、必ず親が選挙に行ってたという環境のせいもあるだろうが。)

昔は参政権は男のみ、さらに遡れば、
一定の金額を納税してないと選挙権はなかった。
その時代の人が見たら、この状況は驚くだろうな…とぼんやり思う。

しかし、だ。
不在者投票という点で「めんどくさい」というのは、大いに理解できる。
私も前回は不在者だったのだが(住民票移せよって話なんだけどね！)、
ホントーーーーにめんどかった。

まず、用紙の取り寄せがめんどくさい。不在者投票請求を地元の選管HPからダウンロード、
請求用紙を書き込み郵送(自費)、投票用紙が届いたら開封せずに、期日前・不在者投票が出来る投票所に持って行き、そこで投票。

THE・めんどくさい

「どこでも出来るんとちゃうんかいっ！！」
雨の降る中、バスに乗ってわざわざ不在者投票が出来る投票所に行き、だいぶ待たされてようやく投票した覚えがある。
期日前の場所が限られるのは分かるが、
不在者投票の投票所はもう少しどうにかならんものか…(理由があるんだろうけどね)。

ぶっちゃけ、都市部での投票率が低いことの要因ってそれなんじゃないか？
もう少し不在者投票が楽になれば、投票率も上がるのではないだろうか…。
あとはやり方の周知。義務教育で教えていいんじゃないか？
多分教えてる先生はたくさんいるだろうけど、
もう教科書に載せようぜ。

もしくはネット投票。もう時代の流れを読むならこれしか解決策はないのでは。
期日前・不在者投票は指定された場所のみという、
当日投票できない人に明らかに優しくない。
投票所は小学校の体育館等が使用されるから、もちろん仕方ないところもあるけどね、
何なら郵送に出来ないものか。

え？住民票がある地域に住んでるのに、
仕事でもないし、予定があるわけでもないのにめんどくさいから選挙に行かない？

あの、
一言言っていいかしら？

選挙くらい行きなよ。

。。。いや待てよ。

別に選挙行くのは偉いことでも何でもない。
こういう世の中の流れが、
選挙に行ったくらいでデカい顔する私のようなウザ人間を作り出してるような気もする。
そっちの方が恥ずかしいわな。
当たり前の権利を行使してるだけなのにな。
すみません。反省。

ただこれ以上投票率下がるんだったら、
さっさとこの国出た方がいいのかもな…

と、一瞬わりと本気で考えてしまった私なのでした。

駄文にて完。

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