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南 伽耶子
2019年6月13日 17:03
(この記事は東北を深掘りする日刊webマガジン『まいにち・みちこ』に2019年5月22日に掲載されたものです)地元山形県・長井市の新顔野菜に「ギョウジャ菜」がある。見た目はニラにそっくりだが、根元は茶色く葉っぱの幅もニラより少し広い。鼻を寄せて嗅いでみると、刈り取った根元からはニラというよりはっきりとニンニクの香りがする。いかにも「効きそう」だ。山に生える行者ニンニクとニラの掛け合
2019年6月5日 17:47
(この記事は東北を深掘りする日刊webマガジン『まいにち・みちこ』に2019年5月15日に掲載されたものです)こごみは別名「クサソテツ」。丸まった芽出しの姿から『屈む』(かがむ)の音が変化したものだそう。他の山菜ほど山奥に行かなくとも生えている、とても身近な草である。しかも生えているところも山深くや森の奥などではなく、川べりの緩い斜面や陽当たりのいい空き地など、収穫しやすい場所。群生する
2019年6月3日 16:54
(この記事は東北を深掘りする日刊webマガジン『まいにち・みちこ』に2019年5月8日に掲載されたものです)四月下旬の週末、郷里の山形県長井市に帰省した。2泊3日の駆け足の帰省だったが、ゴールデンウイーク前の山形の春を満喫できた。山形の春のはじまりは、南に接する福島県と半月くらいずれている気がする。吾妻連峰の山々を越えてくるのに多少時間がかかるのだろうか。山形新幹線に乗って東京から北