#41 古事記とか日本書紀って何だっけ?【一笑門 マガジン】
どうも、伊志嶺海です。
このマガジンでは、毎朝配信しているPodcastプログラム「伊志嶺海【一笑門 RADIO】」の内容を発信しております。
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おはようございます。伊志嶺海です。
「日本の夜明けを創る。」を合言葉に、相棒とともに夜明創造プロジェクト旦 -TAN-を運営しております。
今日は日本の歴史についてのお話です。
僕は毎朝オンライン英会話をしていて、その様子をインスタライブもしています。様々な国の先生とバラエティ豊富なテーマでおしゃべりをしているので、興味がある方はぜひ僕のインスタグラムをフォローしてくださいね。
外国人の方とお話をしていて思うのは、本当に自国のことをよく知っているなということです。特にクリスチャンの方は毎週末教会に行っていて、牧師さんの話す聖書の内容を聞いているそうで、歴史にも詳しいんですよね。
そんな話を聞いていて思ったのは、「俺は日本がいつどのように出来たのか、全然知らないな」ということです。
もう25歳なので、これから日本のことや政治のことも学んでいきたいなと思っているものの、そもそも日本の始まりすら知らないのはダメだと思い、先日図書館で日本の歴史に関する本を借りてきました。
とはいえ学問書などはちんぷんかんぷんなので、ものすごく優しそうなこちらの本を読んでいます。
「お父さん、日本のことを教えて!」というタイトルをみて、「俺にも教えて!」と思ったのでこの本をチョイスしました。
まだ序盤の序盤しか読んでいないのですが、著者の赤塚高仁さんは父親から引き継いだ建設会社を経営する傍ら、聖書やイスラエルの歴史などを学んでいたそうです。
ある日留学から帰ってきた娘に「お父さん、日本のことを教えて!」と留学先で日本のことを話せなくて悲しい思いをしたと言われます。そのとき赤塚さん自身も、日本の建国のことについて何も知らず、恥ずかしい思いをしたそうです。
そこから親子で日本の歴史書を読んだり、神社に足を運んだりしながら日本のことを学んでいったそうで、本書はその学びがまとめられています。もともと聖書にも精通している方が書かれているので、西洋との比較もされており、非常に読みやすいと感じました。
今日は僕が読んだ中で勉強になった、日本はいつ誰が作ったのかと、「古事記」と「日本書紀」の違いについて紹介させてください。
まず「日本はいつ誰が作ったのか」についてですが、
と言われております。
日本の現代の教科書では、日本の成り立ちについてあまり触れられていないそうですね。なので多くの人は日本はいつ、誰が作ったのかを知らないそうです。知っていても「2月11日は建国記念日」くらいですかね。
ただアメリカの中学の教科書では日本のストーリーとして神話が載っているそうですよ。
と、こんな感じで習うらしいです。
これらは古事記や日本書紀の内容なのですが、ではそもそも古事記と日本書紀は何が違うのでしょうか。ぱっと聞かれたら「ドキっ!」としますね。
その違いを本書で分かりやすく説明されています。
「古事記は、国の成り立ちを日本人に知ってもらうためのもので、日本書紀は、日本について諸外国に知ってもらうためのもの」
が、それぞれの特徴であり違いです。
両方とも天武天皇の命令により作られたものですが、他にもこんな違いがあります。例えばボリュームでいうと、古事記は全3巻ですが、日本書紀は全30巻と系図1巻とかなり差があります。古事記は少人数で編纂されたようですが、日本書紀はかなり大掛かりに作られたそうですね。
そして内容も、古事記はストーリーっぽくなっているのですが、日本書紀は時代順に書かれており、記録物としての意味合いが強いイメージです。
ざっくりいうと、古事記は「日本人のみなさん!日本のことをもっと知って、日本人である意識を持ちましょう!」的なもので、会社でいうと社員マニュアル。日本書紀は「外国のみなさん!日本ってこんな国でーす!」というパンフレットみたいなものです。
古事記や日本書紀は、「なんとなく昔の話でしょ〜」とは知っているものの、その中身はほとんど知らないので、大人の教養として、何より日本人として改めて勉強していこうと思います。
本書はまだ読んでいる途中なので、また面白いトピックがあればご紹介させて頂きますね。
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