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【10分師匠】「よいことの後に悪いことが起こる三つの理由」〜浅見帆帆子〜

どうも、伊志嶺海です。

このマガジンでは、毎朝10分間で偉人の哲理を学ぶPodcastプログラム「10分師匠〜偉人の哲理〜」の内容を発信しております。

音声はstand.fmとSpotifyで聴くことができるので、そちらもぜひCheckしてくださいね。

さて、今回の師匠は浅見帆帆子さん。
浅見さんは作家・エッセイスト、そしてクリエイターとしてもご活躍されている方です。大学時代にロンドンへ入学し、「ソフトファニッシング」という、クッションや枕など、インテリアソフトな部分に着目したデザイン分野を学びます。

帰国後は執筆活動を始め、24歳のときに出版された代表作「あなたは絶対!運がいい」が大ヒットします。"運"というと、スピリチュアルな話で少し怪しいという感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、浅見さんは「あやしくないスピリチュアルの草分け的存在」として、その人気を博した方でもあるんです。

そんな浅見さんですが、今回は人生を幸せにするような大変ためになるTipsをご教示くださいました。お話の結論としては以下です。

運が良くなるとは、「宝くじに当たる」や「白馬の王子様が現れる」ということではない。「どんな状況でも幸せを感じられる」ということだ。高いレベルで生きている人ほど幸せ感度が高く、それは一個人から家族、地域、国家、世界へと広がっていくものである。

浅見さん自身もよく、「マイナスなことは考えないのですか?」と聞かれるそうですが、浅見さんも心配事は全然するそうです。

大事なのは、感情がマイナスに触れた時にプラスに持っていく工夫をすることだと言います。強運な人は往々にして平常心ですが、それはマイナスな感情を抱かないということではなく、自分で自分の心をケアしているんですね。

よく良いことが起きた後には悪いことが起こると思っている人がいますが、もし実際にそのようなことが起きているとしたら、その人はこのような三つの思考を持っていると浅見さんは仰っています。

・次は悪いことが起こるのではないかと自分で思っている(その強い意識が引き寄せている)
・よいことが起こったのは、すべて自分の力だと思って感謝が足りない
・何かを犠牲にして我慢したからこそ、上手くいったと思っている(そう思い込んでいると、犠牲がなくては上手くいかない人生になる)

藤尾秀昭「1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」, 致知出版社, 2022年3月

幸せ感度が高い人は、そもそも「良いことが起こった後に悪いことが起こる」という思考ではないんですよね。何があってもポジティブな側面を見出し幸せを感じるようにしているんです。

このお話を読んで思ったのは、"どんな状況でも"というのがポイントかなということです。

あなたのご友人や同僚を浮かべていただいたとき、ポジティブな人ってまあまあいませんか?よくポジティブな人って稀だと言われますが、そんなこともなく、何かしらのグループに属していると、1人や2人ポジティブな人っていると思います。

そのような方々は、雨が降っていても「恵の雨だ!」とかちょっとミスしても「失敗は成功のもとだ」とすぐにポジティブに捉えていて素敵ですよね。

ただ私が大事だと思うのは、本当の本当にピンチが訪れた時でもポジティブな側面を見出せるかということです。

「お金がなくしまいにはライフラインが止まってしまった」とか、「大好きな恋人に振られてしまった」とか、「一年間必死に勉強したのに、試験で不合格だった」とか。

誰がどう見てもマイナスなことが身に起こった時、そんな時でも前を向いて前進できるかが、本当の強運への道だと思います。

どんなにポジティブに見える人でも、「全く心配事がない」という人はいません。むしろそう見える人こそ、不安や心配を感じやすかったりするものです。しかしそういう人たちは往々にしてプラスの側面を見出そうとする努力をしています。

本当にいろんなことがある人生ですが、まずは自分自身がワクワク生きて、そしてそのワクワクを周りの人にも与えていける、そんな人になっていきたいなと思います。

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