【10分師匠】「子どもの可能性を伸ばす十か条」〜杉山芙沙子〜

どうも、伊志嶺海です。

このマガジンでは、毎朝10分間で偉人の哲理を学ぶPodcastプログラム「10分師匠〜偉人の哲理〜」の内容を発信しております。

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さて、今回の師匠は杉山芙沙子さん。
杉山さんは元テニスプレーヤーの杉山愛さんの実の母であり、長年杉山選手のディレクター兼コーチもされいました。そのほかにもゴルファーの石川遼選手や、テニスプレーヤーの錦織圭選手といったトップアスリートの両親の子育てに着目した論文を執筆されており、優秀論文賞に選ばれているんです。

今では一般社団法人次世代SMILE協会の代表理事として、子どもたちの可能性を伸ばすスポーツ敎育の団体も運営されております。

今回杉山さんのお話を読んで、やはり子は親の背中を見て育つので、親がしっかりと意識を持つことは大事だと感じました。親に幼少期に言われたことは、大人になってからも覚えていて、染み付いていたりしますよね。

今日は子どもの可能性を伸ばす十か条ということで、ぜひ子育てをされているお父さんお母さんや、学校の先生、部活のコーチなど、子供たちの未来に携わる全ての方に読んでいただければと思います。

杉山さんがご教示くださった十か条は以下です。

一、互いを尊重し合うことの大切さ
二、求められていることの大切さ
三、「気づく」ことの大切さ
四、「目標を持って続けること」の大切さ
五、「正しい答え」は一つではないことの大切さ
六、「絶対評価」であることの大切さ
七、何でも「楽しく」してしまうことの大切さ
八、「励ます」ことの大切さ
九、「ほめる」ことの大切さ
十、「待つ、そして学び続ける」ことの大切さ

藤尾秀昭「1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」, 致知出版社, 2022年3月

杉山さんは特に、「感謝すること」と「楽しむこと」が大事だと言います。何かあればこの2点に回帰すれば迷いなく進めると。

感謝することについて杉山さんは、心の中で思うだけでは無くしっかりと相手に伝えることも大切にしているとのこと。そして楽しむことについては「楽しいことをやる」のではなく、「やることは楽しむ」というスタンスが大事だそうです。

杉山さんは家の庭の掃除がどうも好きではないそうですが、どうやったら楽しめるかと考え、音楽をかけて鼻歌を歌いながら掃除をしたり、集めた落ち葉で後で焼き芋を作ろうなどと考えたりしながらやっていたそうです。

すると娘の愛さんや舞さんが、「一緒にやるー！」と言って手伝ってくれたそうで、結構楽しんでいる！ということは常にあったとのことです。

この「なんでも楽しむ」というのは人生においても非常に大事だと思います。人生は限りある時間なので、楽しい！と感じる時間をいかに増やしていくかが幸せな人生にするための鍵だからです。

親がその姿勢を子に見せていくことで、子どものこの先の幸せにも繋がっていきそうですよね。私自身も「楽しむ」という気持ちはいつでも大事にしていますので、将来子どもができた時にはその姿勢をしっかり見せられるようにしたいなと思いました。

そして、杉山さんの十か条を少しずつ取り入れていき、自分自身も成長しながら未来を担う子どもたちに貢献したいです。