Isizawa Eri

山形県を拠点に、身近な素材や地域の工場などからいただく素材を活用したアートワークショッ…

Isizawa Eri

山形県を拠点に、身近な素材や地域の工場などからいただく素材を活用したアートワークショップの企画・運営を行っています。アート/教育/登山、などの投稿をゆるりとしていきます。 https://magnolia1411.wixsite.com/ishizawaeri

マガジン

  • 中山町の新しいお祭り「トリキョリまつり」を考えよう

    マルイシ工作室の2021年からのプロジェクトをレポートします。 「トリキョリまつり」とは、人と人と距離を取ることが日常になってしまいまった昨今「、キョリを取ること」をうまく取り入れて、新しい遊びや、しかけを考えよう!というプロジェクトです。 参加者の子どもたちがどんな遊びをつくり上げていくのか気になります!

  • 「アート✖️保育」の現場から

    認定こども園、保育所、幼稚園、さまざまな幼児教育の現場で、アートの造形活動を行った様子をレポートします。

最近の記事

「遊びこむ」ことから見出すこと

こんにちは。サボりすぎて放置していましたが、久しぶりにnote開封しました。前回の「こども園での絵の具遊び」の記事から2年の時間が経ち、このとき一緒に遊んだ子どもたちはなんと5歳に!卒園が近くなって最後のアートワークの時間となりました。 どんな内容にするか先生と相談しながら考えるのですが、その際に大切にしていることが2つ。 ●こどもたちに毎日の生活とアートがつながっていると感じてほしい ●これまでの経験を活かしながら、新しいことにチャレンジする楽しさを感じてほい。 表現する

    • 「トリキョリまつり」完結!vol.8

      3月27日、「トリキョリまつり」レポート後半です。2つの遊びを紹介します。 「カラフルくらげリレー」 この遊びもペアで遊びます。カラフルな傘は実は紐でゆる〜くつながっています。メンバーによってこの紐は、ちょっとした衝撃で取れてしまうくらいゆるく結ばれています。この紐が外れないように、障害物をよけてゴールまでにスピードを競います! 「くらげリレー」というだけあって、障害物が水や海のイメージで統一されていておしゃれです。 記録をとっているメンバーが「すごい!また新記録!」と

      • ついに開催「トリキョリまつり」!vol.7

        2021年11月から7名のメンバーと「距離を取ることを楽しむ」をコンセプトに4つ遊びを考え、準備してきました。 1月の中止以来、時間が空いてしまい「メンバーのみんな活動を忘れちゃったかな・・・」と心配していましたが、オンラインのプチmtgを行った際に 「トリキョリ、楽しみにしてる!」「春休み中に、魚の数を増やして準備してた。宿題より頑張った!」など、トリキョリがメンバーの心にちゃんと息づいていたのを感じました。 そして!年度末の3月27日(日)満を持して「トリキョリまつり」

        • 「トリキョリまつり」レポートvol.6 本番直前準備!(のはずが・・・)

          「トリキョリまつり」レポートも、いよいよ大詰めを迎えています。 年が明けた2022年の1月16日に、本番前最終準備として当日のシュミレーションや細かい部分を話し合っていきました。 その中で「みんなで考えたいこと」として問いかけたのはコロナ対策です。参加メンバーは、普段はお家の方や学校の先生からコロナ対策を「伝えられる側」だと思います。ですが、今回は自分たちが場を作る側になります。 「マスクを忘れる小さい子がいるかもしれないから、マスク準備するといいかも。」 「部屋の中

        「遊びこむ」ことから見出すこと

        マガジン

        • 中山町の新しいお祭り「トリキョリまつり」を考えよう
          8本
        • 「アート✖️保育」の現場から
          1本

        記事

          「トリキョリまつり」レポートvol.5 広い場所で試してみよう!

          みなさん、こんにちは。 2月も後半ですが山形では大寒波の影響で雪が降り積もっています。(もう雪はおなかいっぱいです・・・) 2021年の年末から、オミクロン株の流行によって「トリキョリまつり」のスケジュールにも影響が出てしまいした。 本番が実施できるのか。。。現段階でもヒヤヒヤしています。 本番を迎えるまで年末、年始に行われた「トリキョリまつり」の準備についてレポートしていきます。 前回「オンライン魔女」からのアドバイスを受け、4つの遊びのおおよその内容が出来上がってき

          「トリキョリまつり」レポートvol.5 広い場所で試してみよう!

          「トリキョリまつり」レポートvol.4  遊びの実験ーオンライン魔女と素材の使い方を考えようー【後半】

          オンライン魔女との遊びの実験。後半レポートです。 7名のメンバーがいろんな素材を探しにいく中で、素材への興味は似ていたのですが。試作を進めるうちに方向性がどんどんと違っていった2つの遊びをご紹介します。 このドームのような形!見たことありますでしょうか? 農業関係者の方は見慣れてるかもしれませんが、「苗ドーム」という苗を保護する資材です。すごい形ですよね。 この形が気に入ったメンバー。 前回、他のメンバーが考えていた、頭にかぶって頭全体をカバーする帽子のイメージにぴっ

          「トリキョリまつり」レポートvol.4  遊びの実験ーオンライン魔女と素材の使い方を考えようー【後半】

          「トリキョリまつり」レポートvol.3  遊びの実験ーオンライン魔女と素材の使い方を考えようー【前半】

          第2回の「トリキョリまつり」のmtgは、いろんな素材に触れて手を動かしながら遊びのアイデアを膨らませていく会です。 それにしても、タイトルにある『オンライン魔女』という、聞き慣れない単語ですね。 コロナ禍になってzoomなどの会議用アプリが一般的になりました。 対面で会うことができなくても、たくさんの素敵な大人に出会ってほしいという考えから、第2回目はイシザワの知人である素敵な「魔女」2人にお手伝いいただきました。 ひとりは、高校生を対象に芸術の奥深さや魅力を伝える魔女

          「トリキョリまつり」レポートvol.3  遊びの実験ーオンライン魔女と素材の使い方を考えようー【前半】

          「トリキョリまつり」レポートvol.2  メンバー集合!トリキョリまつりのアイデアを考えよう

          2021年11月14日、この日「トリキョリまつり」を考える初めてのmtgが開催されました。このプロジェクトでは、参加してくれたメンバーの子どもたちが「距離を取ることを楽しむ遊び」を考え、試作をしていきます。 山形県中山町には豊田小学校と長崎小学校の2つの小学校があり、2つの小学校から3年生〜5年生の子どもたち7名が参加してくれました。 初回の14日はメンバーの自己紹介、そして、遊びのアイデア出しを行います。(イシザワは全体の時間管理や進行を行なっています。)今回のプロジェ

          「トリキョリまつり」レポートvol.2  メンバー集合!トリキョリまつりのアイデアを考えよう

          「トリキョリまつり」レポートvol.1 活動が生まれるまでのアレコレ

          みなさん、こんにちは。アートワークショップデザイナーのイシザワです。 2021年は、コロナとの付き合い方が日常化してきたことで、いろんな現場で活動が増えてきた1年だったように思います。 私、イシザワが主宰する「マルイシ工作室」では、2017年から山形県中山町を拠点に、さまざまなものづくりワークショップを企画してきました。アートを使って「あたり前」が変わるオドロキ・知らなかった世界に出会うワクワクを多くの人に感じてもらいたいと考えています。 「マルイシ工作室」 イシザワエ

          「トリキョリまつり」レポートvol.1 活動が生まれるまでのアレコレ

          こども園での絵の具あそび

          初めまして。イシザワと申します! 山形県を拠点に、美術館や地域のさまざまな場所でアートワークショップの企画を行い、子どもも大人も交流できるような場づくりを行っています。 数年前からは、保育の現場で「造形の先生」として、こどもたちと「本気であそぶ・まなぶ」機会をいただくようになりました。今回は、そんな様子をご報告します。 *写真は、園の先生方、保護者のみなさまの許可を得て掲載しています。 2021年、山形はお盆以降とても涼しい日が続いていました。8月26日は、久しぶりの

          こども園での絵の具あそび