「トリキョリまつり」レポートvol.2 メンバー集合!トリキョリまつりのアイデアを考えよう
2021年11月14日、この日「トリキョリまつり」を考える初めてのmtgが開催されました。このプロジェクトでは、参加してくれたメンバーの子どもたちが「距離を取ることを楽しむ遊び」を考え、試作をしていきます。
山形県中山町には豊田小学校と長崎小学校の2つの小学校があり、2つの小学校から3年生〜5年生の子どもたち7名が参加してくれました。
初回の14日はメンバーの自己紹介、そして、遊びのアイデア出しを行います。(イシザワは全体の時間管理や進行を行なっています。)今回のプロジェクト概要を説明した際に、子どもたちからコロナ禍で、学校の授業でもいろんな変化があったことを教えてもらいました。
自己紹介の後、アイスブレイクのために行った『スケルメン』。相手の顔にプラ板をかざして、落書きするように似顔絵を描くのが面白い遊びなのですが「相手の顔をちゃんと可愛く描きたい!」というメンバーの思いから本気の似顔絵大会になっていました。
さて、ようやくここから遊びを考えていくのですが、いきなりアイデアを出すのも難しいので、まずは、これまでのお祭りで楽しかったことをみんなに聞いてみました。
「おみこし!重かったけどみんなの応援があったから大丈夫だった」
「花笠踊ったよ」
「私は御阿波踊り踊るよ。夏休みに徳島にいくから」
「ヨーヨー、金魚すくい、スーパーボールすくい・・・」
「それは何が面白かったの?」
「取るときにドキドキするから!」
「学童のお祭りとか、あとトヨフェス(豊田小学校でのお祭り)、長小祭(長崎小学校のお祭り)あるよ!みんなでいろんなお店を出してて選べるのが楽しい。」
などなど、お祭りでの楽しかったことを思い出し、それがなぜそれが楽しかったのか分析していきます。そこに、これから考える遊びのヒントが詰まっているかもしれません。
その後、各自「キョリをとって楽しめる遊び」をイラストや文章を使って描いていきます。先ほどたくさんお祭りのイメージを話したこともあって、筆がスラスラと進みます。
きょだいはながさぼうし/長いきんぎょすくい
「光に当たった人は負け」の鬼ごっこ、手で触れないところがポイント。
宇宙人が座っているので距離を取らないと座れないソファー。
他の人がどんなことを考えているのか、とっても気になる・・・!
最後の発表では、話を聴きながら一人ひとりが描いたアイデアメモを食い入るように見ていました。
「考えるのが難しい・・」というメンバーもいましたが、今後のプロジェクトでは頭で想像して考えるだけでなく、手を動かして考えていく活動もあります。いろんな活動を体験しながら、アイデアを膨らませる楽しさも感じてもらいたいと思いました。
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