『1冊で丸わかり50歳からの新NISA活用法』を読んで|50歳だからこそできる投資があるという発見|実際、何歳からでもできそうですね
オーディブルのおすすめに出てきたので読んでみました。読んで閃いたことを書いてゆきたいと思います。本書の内容というより、読んで思ったことが中心となっておりますのでご了承を
日本円だけで持っているとインフレに耐えられない
世界経済は進歩しています。それにつれて物価も上昇中です。日本円は持っているといくら増えるのでしょうか。銀行の利率は約0.01%でしょうかね。定期にすれば0.1%以上といった感じでしょうか。
しかし、世界の経済成長率は約3~4%。物価上昇も2~9%くらいの範囲で年々上昇しています。しかし、日本の物価はほぼ上がらずに、安寧の日々をすごしています。
日本が未来永劫、物価がこのまま維持されないでしょう。世界でこれだけ物価が上がっているのでいずれその影響は受けてくると思います。
であるなら、今から準備を開始していくべきかなと思いました。それを可能にするのがNISAであり、積み立て投資なのではないかと思うのです。
コラム:ぼくらの30年前の初任給とその前の初任給の劇的な違い
物価上昇は本当にしてないです。先日、親せきの子供が働くようになって初任給をもらったようです。その額は手取りで20万円を超えていたようです。ぼくは少し驚きました。そんなにもらえるようになったんだなぁと。
約30年前は初任給は20万円切ってました。手取りはもっとすくないので16万か17万円だったような気がします。そう考えると上がっているのです。だけど劇的には上がっておりません。
昔は劇的でした。ぼくがその20歳くらいの時におやじは50代とかになります。そのおやじの初任給はなんと1万5000円くらいと言ってました。高度成長期スゲーなと思ったわけです。
初任給(手取りベース)
1960年代⇒1990年代:1万5000円⇒17万円(約11.3倍の上昇)
1990年代⇒2020年代:17万円⇒20万円(約1.2倍の上昇)
と言えるのです。
今自分が、若い世代で割と多くの給料をもらえて、うらやましいと思うのに、自分の親世代は、1万5千円って10倍くらい増えているわけです。
親世代からしたら劇ショックでしょうね。
でもね、高度経済成長期には、それだけ日本経済が成長したわけです。当時は、日本円を持っていればそれでよかったのです。だから、年配の人は保守的すぎるとか、投資をしなさすぎるというのは間違いで、まさに一番儲かるところに身を置いていたということなのです。
だから、親世代の意見を否定することからはじめないといけないようですね。
投資信託の規模を見ておこう|手数料の安さだけに重き置きすぎてもいけない
NISAをするときに、王道的に使う商品が投資信託です。投資信託には手数料や信託報酬(手数料みたいなもの)があります。0.?%となっているのもあれば、数パーセントのものがあったりするので気を付けましょう。
でも、この辺は、投資を学んでいくと割と有名なことかもしれませんね。
自分が知らなかったことに、投資信託の規模をよく見ておくべきというのがありました。その規模が30億円です。その商品が始まって間もないのなら良いのですが、5年もたってその30億円に達してないとやばいそうです。
投資信託は信託会社が運営してますが、その利益はその投資信託を買ってくださる投資家の手数料で回っています。30億円未満だと採算がとれないので償還しちゃうことがあるようです(契約の中に書いてあるようです)
償還ってことは現金化されて戻ってきちゃうので投資としては失敗です。
全体の3分の2は投資不適格な投資信託|規模が小さいみたいです
現在投資信託は6000本くらいあるようです。そのうちの3分の2は、30億円未満のようです。これだけで4000本は消えたーとなるのです。いつ始まったかにもよるので、そこまでバッサリとはいけませんが、適格な商品は非常に少ないとみてよいでしょう。
60歳まで積み立てを続けていて、退職金をもらったらそれも積み立てしてけば70歳くらいまで続けられる
本書は50歳から始めるということで、50歳が始めやすいように書かれています。誘導も多少ありますが、でも書いてあることは納得です。
若いうちは時間があってお金がなく、年をとると時間はないけどお金はある
年功序列と終身雇用は完全になくなったものの、それでも日本はまだ長く勤務したり、年齢給的も残ってたりします。最後のあがきかもしれませんが、余韻はあるわけです。
となるとやはり歳取っている方が収入が高いです。あたりまえのようで日本の特徴のようなのです。
若い人は投資するお金は少ないので、どうしても少なく時間をかけて投資をすることになります。一方働き盛りの年代になるほど収入がふえていく日本では、人生の残り時間は少なくなっていくけれど、投資可能なお金は増えていってます。
それに、日本は退職金があります。退職金をもらったらドーンとつかったり、住宅ローンの一括返済せずに、NISAなどの積み立て投資に回していった方が利率としては上回っていくのでよさそうですね。
アメリカは35~44歳が一番高い|日本人の収入は、アメリカの16歳未満よりも少ないかも
本当にアメリカは年功序列なんてないのか?と思って調べてみたら、どうやらその通りのようです。意外と平たい金額推移です。
実際、職能でお金が支払われ、その職能がアップすることでサラリーもアップさせていくみたいな感じです。なんとなくロールプレイングゲームっぽいですね。
それより気になったのは、給料めちゃ高いです。
16歳からのところは$38,168年です。1$=150円としたら575万円年となります。日本人の中堅世代は、アメリカのアルバイトの人たちより少ないのかもしれませんね。(その代わり現地の物価は大変なことになってますが)
買い付けは定額積み立て/売却は定口数崩し
本書では、買うことよりも売ることに対してしっかり考えを持つべきだと書かれていました。
これから始める人はまだ、投資信託をもってないわけですが、売ることを買う前から考えておくことは重要だと思います。なぜって売らなきゃ使えないからです。
買うときに絶対おすすめされるのがドルコスト平均法です。これは毎月定額で買い付けることで高いときには少なく買えて、安いときにはたくさん買えるので時間が立てばたつほど結果としてたくさん購入できるという買い方です。
そしてダメな買い方は定口数積み立てです。投資信託は口数で管理されているので一定口数で買うと高いときには割高で購入し、安い時にはまだ買えるのにちょっとしか買えないことになるのです。
でも売り方は逆です。売るときは口数で売っていった方が、結果的に高く売ることができます。例えば3年間で毎月〇〇万円必要としたら、その口数を計算しておいて、その口数分解約していけばよいようです。
価格が下落すれば金額が足りなくなるかもですが、高くなれば余分にお金が入ってきます。世界経済は上昇基調にあるのですから、この売り方が良さそうです。
積み立てをやめるタイミングは無しが一つの正解|未来永劫続けていく戦略|うまくいけばだけど
先ほど売るときの話がでてきましたが、その売るときは積み立ては続けるのかどうかについてです。本書の答えは続けるです。世界経済は上昇しているのですから、それに乗っかり続けることが金銭的に豊かになることで必要です。だから、投資をし続けるのです。
終るタイミングは、「ナシ」が本書の主張です。一生投資を続けていき、自分の人生が終わるとき、後継者へ託します。そしてその後継者も運用を続けていくのです。そして数代後には億万長者になります。
しかし、これはうまく言った場合です。現実はなかなか上手くいきません。金銭教育をしっかりしないと受け取ったお金は増やすどころか大きく減らし、多くの場合えぐれてしまいます。
そうでなくても、お金をさらに増やすことはせず何かに使おうとします。そして自分が生きているうちに全部使ってしまおうとします。
これがお金の魔力なのですよね。少し前に世間でにぎわしたメジャーリーグの詐欺事件の話のようになっちゃうわけです。
今から子供たちの口座へ移しておいたり、子供NISA(今あったっけ?)を使って増やしていく人たちは、先見の明があるのかもしれません。(ぼくはできてないですが💦)
でも、もう一度いいますが、うまくいったらです。
#3行日記 :雨が心地よい
最近、梅雨らしく雨がしとしと降っています。天気が悪いと嫌い人が多いですが、雨音は結構好きです。なぜか落ち着きます。
もう少し、雨が降ってほしいです。ただ土砂降りはご遠慮したいなと思いますが。。。汗
#1年前 :Think Againという本の考え方に感化されていたようです
思考モードには、牧師、検察官、政治家、科学者があるようです。もっとも発展するのが科学者の自分の考えを疑いブラッシュアップしていくモードなんだとか。
しかし、科学者では自分を疑っているがゆえに自分に自信がないのだとか。
時に、これは正しく広める必要があると思うときには、牧師モードになり、人に自分の考えを解き、検察官モードで自身の考えの良い点を指摘し、政治家モードでキャンペーン活動で支持者を集めて、また科学者モードで活動がよいようです。
ずっと同じモードではいけないよ。といったことのようです。
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