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源氏物語が難しすぎたのでウィキペディアで流れをつかんでいるところです

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最近、本を読んでもアウトプットが滞っているため、長めの本を読みつつその間に感想をどんどん書いていって追いつこうと画策中です。

そこで読むことに取り組もうとしたのは、「源氏物語」です。
NHKで「光る君へ」がやっていたので、それにもあやかって瀬戸内寂聴さん訳の「寂聴 源氏物語」を読もうとしたのです。

しかし、読んでみたら難解でした。家系図が付録についていましたが蜘蛛の巣のように複雑で💦。
ところが、物語は概要の説明もなく始まります。
もう無理~となったわけです。

そこで、wikipediaなどでちょっと調べてみようかとなったのです。
調べたことを書いていきたいと思います。

源氏物語は紫式部が書いた長編小説

源氏物語は主人公である光源氏がおりなす、長編恋愛小説です。作者はかの有名な紫式部です。

時は平安時代。当時は漢文、ひらがな文のどちらもありました。女性・子供はひらがなを使い、男性大人は漢文というすみわけがあったようです。

漢文は大人の男性。ひらがなは子どもや女性が利用するものという見方がありました。そして男性の方が身分が高いことが多かった。

そのため、ひらがな小説は軽くみられてました。当時は竹取物語はひらがな小説でした。

源氏物語はひらがなが使われていましたが例外です。紫式部は漢文にも明るい方でした。物語の随所に漢文をいれており、高貴な方のファンもおおかったのだとかで良い評価を受けたようでした。

54帖(巻)ある長編作品|文字数にして100万字以上

54巻の作品って現代でいったら何があるのでしょうか。探せばあるのですが、54巻は現代でもかなりの長編です。漫画の単行本ではなく小説で54巻です。読むのはしこたま大変です。

54帖の詳細は以下の通り、
wikiペディアから完コピ失礼しましたm(__)m

太字の部分は、「寂聴 源氏物語」で記載がある部分です。
これをみると、40歳くらいまでは自らの器量と身分でバラ色人生でしたが、それ以降は悩み多き人生であったということがわかります。

歳をとるといろいろガタが来ると言いますが、源氏物語も例外ではなさそうです。まさに人間模様ですね。

第一部
光源氏が数多の恋愛遍歴を繰り広げつつ、王朝人として最高の栄誉を極める前半生

1桐壺きりつぼ) 源氏誕生-12歳a系
2帚木(ははきぎ) 源氏17歳夏b系
3空蝉(うつせみ) 源氏17歳夏(帚木の並びの巻)b系
4夕顔ゆうがお) 源氏17歳秋-冬
5若紫わかむらさき) 源氏18歳a系
6末摘花(すえつむはな) 源氏18歳春-19歳(春若紫の並びの巻)b系
7紅葉賀もみじのが) 源氏18歳秋-19歳秋 a系
8花宴はなのえん) 源氏20歳春
9あおい) 源氏22歳-23歳春
10賢木さかき) 源氏23歳秋-25歳夏
11花散里(はなちるさと) 源氏25歳夏
12須磨すま) 源氏26歳春-27歳春
13明石あかし) 源氏27歳春-28歳秋
14澪標みおつくし) 源氏28歳冬-29歳
15蓬生(よもぎう) 源氏28歳-29歳(澪標の並びの巻)b系
16関屋(せきや) 源氏29歳秋
17絵合(えあわせ) 源氏31歳春 a系
18松風(まつかぜ) 源氏31歳秋
19薄雲うすぐも) 源氏31歳冬-32歳秋
20朝顔(槿)(あさがお) 源氏32歳秋-冬
21少女(おとめ) 源氏33歳-35歳
22玉鬘(たまかずら) 源氏35歳 b系玉鬘十帖
23初音(はつね) 源氏36歳(正月玉鬘の並びの巻)
24胡蝶(こちょう) 源氏36歳春-夏
25ほたる) 源氏36歳夏
26常夏(とこなつ) 源氏36歳夏
27篝火(かがりび) 源氏36歳秋
28野分(のわき) 源氏36歳秋
29行幸(みゆき) 源氏36歳冬-37歳春
30藤袴(ふじばかま) 源氏37歳秋
31真木柱(まきばしら) 源氏37歳冬-38歳冬
32梅枝(うめがえ) 源氏39歳春 a系
33藤裏葉ふじのうらば) 源氏39歳春-冬

第二部
愛情生活の破綻による無常を覚り、やがて出家を志すその後半生と、源氏をとりまく子女の恋愛模様

34若菜上(わかな-じょう) 源氏39歳冬-41歳春
35-(げ) 源氏41歳春-47歳冬(若菜上の並びの巻)
36柏木かしわぎ) 源氏48歳正月-秋
37横笛(よこぶえ) 源氏49歳
38鈴虫(すずむし) 源氏50歳夏-秋(横笛の並びの巻)
39夕霧(ゆうぎり) 源氏50歳秋-冬
40御法みのり) 源氏51歳
41まぼろし) 源氏52歳の一年間 -(雲隠)(くもがくれ)-本文なし。光源氏の死を暗示。

第三部
源氏没後の子孫たちの恋と人生

42匂宮 匂兵部卿(におう(の)みやにおうひょうぶきょう) 14歳-20歳
43紅梅(こうばい) 薫24歳春(匂宮の並びの巻)
44竹河(たけかわ) 薫14,5歳-23歳
45橋姫(はしひめ) 薫20歳-22歳宇治十帖
46椎本(しいがもと) 薫23歳春-24歳夏
47総角(あげまき) 薫24歳秋-冬
48早蕨(さわらび) 薫25歳春
49宿木(やどりぎ)薫25歳春-26歳夏
50東屋(あずまや) 薫26歳秋
51浮舟(うきふね) 薫27歳春
52蜻蛉(かげろう) 薫27歳
53手習(てならい) 薫27歳-28歳夏
54夢浮橋(ゆめのうきはし) 薫28歳

引用:ウィキベディアより

500人以上の登場人物、795首の和歌

読み切るには何が必要でしょうか。強い忍耐力・継続力があってもダメかもしれません。それほど原本(※)は、ハードルがとても高いのです。
※厳密には原本に近いもの

読み切る忍耐力の上に、短歌が読めなくてはいけません。とにかくたくさんの短歌があいさつ代わりにでていきます。短歌には必ず隠された意味があります。それを理解するための教養が必要になります。

教養といっても平安時代当時の教養です。当時の風習なども理解しておく必要があります。そこまでになるには並大抵ではないでしょう。

なので現代人にとっては、「寂聴 源氏物語」のような、現代語訳の方が良いですね。

源氏物語に原本はない

先に源氏物語の原本と書きましたが、現存はしていません。今伝わっているのは、増刷したものです。当時の増刷って何?でしょうか。それは、写本です。

人の手が全く同じものを書き写すのです。ぜ~ったいオリジナルと違うところあると思ってます。100万文字ですから、作業する人はひょっとしたら企みをいろいろと考えそうです。笑

光源氏はプレイボーイ物語であり出世物語であり、人間物語でもある

光源氏はイケメンハイスペック男子のため、モテモテでたくさんの女性と交わります。ハイスペックなので仕事の方も順調で出世していきます。
近衛中将⇒近衛大将⇒大納言⇒内大臣⇒太政大臣⇒天皇

結婚したら、周囲の奥様に自慢できるほどの出世頭です。
女性とのたくさんの恋愛があり、中年~晩年は悩みのころであり、第3部は光源氏の子供の半生の物語です。

「寂聴 源氏物語」より与謝野晶子訳の「源氏物語」の方がよいかもしれない?

「寂聴 源氏物語」は、今興味深くよませてもらってますが、時々意味がわからなくなります。随所に短歌がでてきます。そこで意味がよくわからなくなります。短歌を詠んだあと、解説もしてくれるのですがね。

そして、急に昔ながらのバカ丁寧な言い回しがやってきます。当時を感じますが理解が追っつきません。

平安の貴族を感じるものの、ちょいと読んでいて迷いが生じますね。とはいえ、今は慣れてそれを含めて読んでいます。

それよりも、与謝野晶子訳の「源氏物語」が良さそうです。
すべて現代語で書かれているのでわかりやすいようです。

ただし、54帖フルで書かれているのでオーディブルでも約70時間かかります。毎日2時間読んでも1か月近くは覚悟が必要ですね。

#3行日記 :まだAmazonのカード化がなおりませぬ

アマゾンのカード化の不具合がまだなおらないようです。よって今日もテキストリンクです。でも少し良くなりました。でもなんだがamazonの宣伝にしかみえません💦

「寂聴 源氏物語」の場合

与謝野晶子の「源氏物語」の場合


カードが出る方が画像がでて雰囲気が伝わるのですけどね。
はやくなおりますように。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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