術後再発症例におけるEGFRチロシンキナーゼ阻害薬のリアルワールドデータ
要約Miyata Rらは、完全切除されたEGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌の術後再発に対して、EGFRチロシンキナーゼ阻害薬が投与された症例の長期成績に関する多施設共同後ろ向き研究を実施。術後再発からの無増悪生存期間の中央値は26.1ヶ月、全生存期間の中央値は55.4ヶ月であった。多変量解析の結果、Exon 21 L858R変異と無再発期間(初回手術から再発までの期間)が、無増悪生存期間と関連する有意な予後不良因子であった。本論文は、European Journal of C