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#34 ビフォアショーとアフターショー

人物、バンド名等説明
・ KOHK
I:当時のWARHEADのギター。元東京の HARD CORE PUNKバンドEVANCEのギター。
・ YOUSUI:当時のWARHEADのベース。元はFORWARDの運転手もしてくれた。SOUICHIと同郷高知出身。
・ UNIT21:2004年頃に結成されたテキサスのHARD CORE PUNKバンド。
・ WORLD BURNS TO DEATH:2000年にテキサス州オースィンで結成されたHARD CORE PUNKバンド。
・ ザック:WRLD BURNS TO DEATHのギタリスト。
・ EMO’S:テキサス州オースティンのライブハウス。野外ステージと屋内ステージがあり、総収容人数は1000人程と思われる。この後移転し、さらに大きなライブハウスになる。

#34 ビフォアショーとアフターショー

 2006年にFORWARDとWARHEADでのアメリカツーが決定したのだが、TRAGEDYの全米ツアーに、一緒に回る期間があるような形になった。
 FORWARDとWARHEADはテキサスのフェス「CHAOS IN TEJAS」からの参加で、東海岸のボストンまで行き、そこから飛行機でポートランドへ飛び、2バンドではポートランドとシアトルで3回のライブを行った。
 当初の予定では17回のライブを20日間で行う予定だったが、FORWARDは2回、WARHEADは1回、予定にないライブをやったので、滞在日数とほぼ同じ回数のライブを行うツアーになってしまう。
ISHIYA私観 ジャパニーズ・ハードコア30年史」(株式会社blueprint)。の、第4章#03「WARHEADとFORWARD」に、Note連載「ISHIYA私観 平成ハードコア史」第四章 #3「WARHEADとFORWARD」では、ツアーが22日間で23回のライブと書いてしまったが、3日間の「CHAOS IN TEJAS」で、うち2日はライブがなかった。帰国日以外全ての日にライブをやっていたので、滞在日数よりもライブの方が多い感覚だったのだが、実際は滞在日数とライブ回数はほぼ同じだったので、こちらが正しいデータとなる。

2006年アメリカツアーポスター

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30年以上に渡るバンド活動とモヒカンの髪型も今年で35年目。音楽での表現以外に、日本や海外、様々な場所での演奏経験や、10代から社会をドロップアウトした視点の文章を雑誌やWEBで執筆中。興味があれば是非サポートを!