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サンタクロースのバリエーション

メリークリスマスイブ!
皆さん今年一年良い子にしてましたか?
はたしてサンタさんはやってくるのか、審判の時はもうすぐです。

そんなサンタクロースですが、いくつかのバリエーションが存在することをご存じでしょうか?
今回は定番のサンタさんを含め、4人のサンタクロース的存在をご紹介します。


サンタクロース
地域:アメリカ・日本他

Wikipediaより

日本でサンタと言えばこちらでしょう。
白い髭で赤と白のツートンカラーでどちらかというとポッチャリ体型。

定番のサンタさんですが歴史は意外と浅く、今のような姿に落ち着いたのはコカ・コーラが実施した1931年のクリスマスキャンペーンからだと言われています。


クリストキント
ドイツ・オーストリア他

https://www.risvel.com/news/3348

ジュディ・オングに非ず。

名前は「幼いキリスト」だが、そのイメージは、女性の姿で想像されている。サンタクロースと同じような役割を持つ。ドイツのニュルンベルクでは2年に1度、若い女性のなかからコンテストでクリストキントが選ばれる。金と白の衣装を身にまとい、金髪の巻き髪のかつらをつける

Wikipediaより



老婆の魔女ベファーナ
地域:イタリア

https://blog.storiaunica.com/befana

イタリアでは、子供たちがクリスマスの終わりである〝エピファニアの朝〟に、靴下の中に見つけるプレゼントは、実はサンタさんからではなく魔女ベファーナから届いたものなのです。

https://blog.storiaunica.com/befana

良い子には素敵なプレゼントを、悪い子には黒い木炭を靴下にぶち込んでいくそうです。


ファーザークリスマス
地域:イギリス

http://lyrasbluestar.web.fc2.com/santa3.htm

オーディンの白髪と白くて長い髭を受け継ぎ、ロバやヤギに乗って、 ユールを祝って酒盛りをしている人たちに贈り物を届けてまわる存在でした。 14世紀頃からは、ファーザー・クリスマスがクリスマスの12日間の仮装劇を主催するようになりました。 ファーザー・クリスマスは聖ニコラスとは違って、恰幅のいいタイプで、 赤ではなく緑のローブを着る、イギリスの妖精らしいスタイルでした。

http://lyrasbluestar.web.fc2.com/santa3.htm

ただし、17世紀の清教徒革命でこの緑を基調としたスタイルはほとんど姿を消してしまい、現代のイギリスでは赤と白のサンタクロースを「ファーザー・クリスマス」と呼んでいるそうです。


以上です。
明日目が覚めて、靴下の中に黒い木炭が入っていた人は今年一年の行いを反省し、来年は良い子で過ごすことをサンタクロースに誓いましょう。

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