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終戦の日に思う事

2022年8月15日、正午の時報とともに黙祷を捧げる。

その後天皇陛下のお言葉を拝聴。

「深い反省」と平和を願うお気持ちを示されていた。

日本は二度とあのような戦争を起こしてはいけないという反省。

国の象徴たる天皇陛下が仰る分にはなんら疑問はありません。

しかし庶民、特に戦争を経験していない世代が反省をする、又は反省を強要されるのには大いに疑問を感じます。

反省とは、

自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。
自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。

デジタル大辞泉より

あくまで自分がしたことが対象。

戦後、それも数十年経って生まれた私に反省する資格はありません。
同時に、生まれる前の出来事に対して反省を強要される謂れもありません。

では、全ては過去の事と何もしないでいいのか。

もちろんそんなことはなく、私がするべきことは「勉強」です。

どうして起こってしまったのか。
戦時中何があったのか。
どうやって終わったのか。

出来るだけ正確な情報を調べ整理する。
どれだけ凄惨な資料でもどれだけ不都合な真実でも目を背けない。
敗戦国だからと卑屈になることも禁物。

二度と起こしてはいけない。
二度と起こさせてはいけない。

歴史を学ぶことの大切さを改めて感じる終戦の日でした。

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