料理ができる人に料理ができない人の気持ちはわからんのですよ
電子レンジで加熱する際、「ラップをふんわりかけてください」という指示があったりします。
了解しました! と今まではその言葉通りに”ふんわり”と対象の上に乗せてチンしていました。
だがしかし、それは間違いだったと知ってびっくり仰天。
"ふんわり”と上に乗せるまではあっていましたが、そのあとに、
「ラップの端は蒸気を逃がさないように器にぴったりとつけてください」
な、なんだってー!? 乗せるだけじゃなかった!?
正解は「ラップを”ふんわり”乗せて端を”ぴったり”つける」。
そんなこと初めて知りましたよ。
商品の説明やレシピにも「ラップをふんわりかけてください」としか書いてなかったはず。ママンも教えてくれなかったよ!
……あ、実家はそもそもラップじゃなく電子レンジ用のフタ使ってたな。
「そんなこと言わなくてもわかるでしょ?」と思われる方も多々いらっしゃるでしょう。でも世の中にはわからん人間もいるんですよ、主に私などが。
この際なので他にも言うと、「塩少々」とか「調味料は適量で」とか書かれてもまったくわからんのです。
むしろその分量が知りたくて説明やレシピを見ているのに……
人それぞれ好みが違うからという理由なのでしょうが、料理に慣れていない私としてはそもそもの基準がわからないので調節しようがないのです。
まあ、ちゃんと日頃から自炊しろと言われてしまえばそこまでですが。
でも、でもですよ?
そんな日頃自炊しない人間がせっかくやる気を出して作ろうとしてレシピを見た時、「少々」とか「適量」とか曖昧な表現にぶつかり、ええーいままよ! と適当にやった結果「しょっぺぇぇぇっ!!!」とか「味がしない……」とかなったらやっぱり自炊はやめておこうという結論になってしまうんですよ。
ということは私を含め自炊をほとんどしない人々の存在を助長しているのは、わかりやすく教えてくれない料理上手な先人たちのせいになりませんか!?
・・・・・・なりませんね、ごめんなさい。
駄々っ子みたいな記事になってしまいましたが、結構切実な問題なのでもし今後レシピを書かれるご予定のある方はグラム数や小さじ半分といった細かい記述をしていただけると幸いです。
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