![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81868976/rectangle_large_type_2_a5c6bbae74a6f9fe6bd84a7485202104.png?width=800)
怒りの矛先あってますか?
長期に渡るau通信障害でイライラするのはわかります。
しかし、auショップに突撃し怒号を上げるのは理解できません。
何一つ問題は解決しませんし単なる迷惑行為です。
昔、ゲームショップで働いていた時も新品の商品に不具合があったと怒鳴り込んでくる人が度々いました。
「不具合があったので、もし可能なら交換してほしい」ならわかります。
「お前のところで買った品、不良品だったんだけどどうしてくれる?」意味不明です。
少し考えれば、いや考えるまでもなく怒りを向ける矛先が違います。
そして、もう一つそう思ったのが今話題の『就活情報サイトの記事「底辺の仕事ランキング一覧」』。
ランキング入りした職業で実際に働く方々を中心に怒りの声が上がり炎上しています。
私も最初にこのニュースを聞いた時は憤りを感じました。
しかし、一旦怒りを鎮め冷静に考えてみると見方が変わりました。
確かに「底辺の仕事」という表現はよろしくありません。
自分、もしくは家族の仕事をそう呼ばれたら怒りが沸くのも当然です。
では「社会貢献度に対して待遇や賃金が低い仕事」と言い換えてみたらいかがでしょうか。
土木・建設作業員、警備スタッフ、工場作業員、倉庫作業員、コンビニ店員、清掃スタッフ、トラック運転手、ゴミ収集スタッフ、飲食店スタッフ、介護士、保育士、コールセンタースタッフ。
いずれも無くなってしまえば皆が困る職業ばかりですが、仕事の内容に反して待遇や賃金が低いという共通点があります。
社会の為に必要不可欠な仕事なのにおかしな話です。
上から下へ業務を丸投げし手数料はがっぽり抜き取る、そんな大企業様はコロナ禍でも業績絶好調。
対して、汗水流し実際に長時間働く人々の賃金はいったい何分の一なんでしょう。
そんな経済モデルを作り上げたのはいったい誰なんでしょうね。
怒りの矛先あってますか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?