『できない自分が悪いのではなく、できない理由を知らないだけ』

◆今回は「勝手な原理原則」を書かせていただきます。

これは自分が気づいた「人の行動や性質に関する原理原則」を勝手に書かせてもらうものです。

全般的には違うけど
「何となくあるかも・・」と思っていただける部分があれば幸いです^ ^

◆ 待っているだけでは変わらない

「やる気が起きない」
「行動できない」

何かをやろうと思っていても

一向にやる気にならない
なかなか行動できない

あなたは、そんな時にどう対処しますか？

何もしないという手もありますが……

やる気になるまで待つ
「鳴くまで待とうホトトギス作戦」
というのが、けっこう多いのではないでしょうか

それも１つの対処法ではあると思いますが、
待っていてもいつまでもやる気にならない場合や行動できないことが続く場合には

対処法を変えてみることも大切です。

◆ なぜ人は、やる気にならないのか

緩やかな川の流れに乗って
プカプカ浮いて流れている状態は

とても気持ちがいいものです。

特に、ぬるま湯くらいの心地いい温度だったら
ずっとそのまま流れていたい気持ちになってもおかしくないと思います。

このように
人は「心地よい、楽な状態」におかれると
ずっと浸かっていたくなるものなのです。

そのように人の本能に刻まれているので
やる気にならなくても本能的に仕方がありません。

自分にとって、最高に心地よい楽しい時間や空間であれば、なおさらです。

しかし、いつまでも
ぬるま湯に浸っていては、その状態から抜け出すことができないため
いつかは行動することが必要です。

いま川が流れている方向から
自分の行きたい方向に動くには

「泳ぐ、漕ぐ」という行動が必要になります。

また、今の流れを変えて、
進んで行くには一定の力も必要です。

自分の行きたい方向に進むには
「行動と力」がいるのです。

◆ 行動の初めは、「小さく楽に簡単に」がコツ

方向を変えようとするには
流れに逆らう必要があるので

それなりの覚悟と力が必要になります。

その時の状況や
人によっても違うと思いますが、

流れに逆らって行動するには
力が必要になります

また、曲がりたい方向に
一気に短い時間で変えようとすると
それなりの抵抗がかかり、力も必要です。

一気にすぐに変えようとするには
それなりの覚悟や力が必要なのですが、

行動を阻害する要因は、
「覚悟や力が必要だと思う気持ち」なのです。

行動のハードルを上げてしまい
今の自分と合っていない状態だから
行動を起こすのに抵抗があるのです。

時間がない
面倒くさい
後でいいか

と思ってしまう時は

行動のハードルを上げてしまっている状態か
自分のエネルギーが低下している状態

なのかもしれません。

それなりの重さがあるものを動かすときには
最初は力がいるし、
なかなか動かないものですが、

少しずつ動かし続けたり
てこの原理など道具を使うなど工夫すると

動かすことができるようになります。

「小さく楽に簡単に」という視点で
行動のハードルを下げていくと
行動できるようになっていきます。

◆ 小さな行動は、心と身体のウォーミングアップ

行動を起こすには
「小さく楽に簡単に」ということを先ほど書きました。

分かっていても、なかなか出来ないのはなぜでしょうか？

小さな行動だったら、
やる気になればいつでもできるし、やっても意味がない

時間がかかるし、中途半端、すぐに成果が表れないし、
あまり意味がないと思ってしまいがちです。

やる時は、
「ちゃんと、一度で、しっかりやるべき」という
考え方やこだわりもあると思います。

しかし、考え方やこだわりがあるが故に
行動できていないのであれば、改善する必要があります。

小さく動く行動は
成果を出すためというよりは
『やる気を上げるための
　心と身体のウォーミングアップ』

というイメージです。

小さく動くことで
だんだん動くことに慣れてきて
動くことが気持ちよくなっていきます。

「静の快感から、動の快感に変わっていく」のです。

心や身体が温まってくると
動いていることがだんだん楽しくなってきて
もっと動きたくなる性質があるのです。

ウォーミングアップをして
心と身体を温めて、次の行動につなげるために

小さな行動を繰り返すのです。

たとえば、
「たった５分」
「１つだけ」
「１回のみ」とかハードルを下げて、

「行動する」ことに焦点を当てます。

ここで気を付けたいのは
「ちょっとだけ」
「できるぶんだけ」
と曖昧な条件だと、達成感が出にくいので

「５分できた」
「１つできた」
「１回だけやる」と具体的な基準を決めると

その達成感が
心を温めて
次の行動へのやる気を満たしていきます。

一回やっても温まらない場合もありますが、
また5分、たった１つだけと
期待し過ぎず、諦めず

小さな行動を続けていくと
心と身体が、ふっと軽くなる瞬間がやってきます。

動くことが楽しくなると
次の行動につながっていくのです。

◆ まとめ

✅ 人は待っているだけでは変わらない

   「やる気が起きない」
   「行動できない」

    何かをやろうと思っていても
    やる気が起きない時はやり方を考えてみる

✅人は「心地よい、楽な状態」にずっと浸かっていたくなる
　そのように人の本能に刻まれているので
　やる気にならなくても本能的に仕方ない

✅ やる気を上げるには
   「小さく楽に簡単に」がコツ

    小さな行動はやる気にウォーミングアップ
    心と身体が温まってくれば
    動くことが気持ちよくなる

今日もありがとうございます！

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