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『話せば、新たな気づき湧く!』

あなたは、自分のことを人に話すのは得意な方ですか?

わたしは、けっこう苦手な方でした。

自分の感じたことや自分で考えたことなど
自分のことは、自分のこととして

自分で処理をすべきで、人に話をしても意味がない、と感じていました。

しかし、
「人に話をすること」は、自分にとってメリットがあることだと気づきました。

◆ 「人に話す」効果

普段の雑談であれば、気にならないのですが
自分のことや自分の環境など

ちょっと気になることや
悩んでいることなど

自分だけの問題と思えることを
人に話すのは抵抗があります。

特に
日本は察する文化もあるから
自分のことを言葉ではっきりと表現するのに
抵抗感があるのかもしれません。

自分で解決する
人に迷惑を掛けない
自分のことは自分で何とかする
多少のことは我慢する

などが美徳と思われる反面、

自分の中で溜め込み過ぎると

「自分で解決すべきこと」と
「人に助けを求めること」などを


区別する能力が育たなくなる可能性があります

子供の頃は
自分のことは自分で頑張って何とかするという自立する気持ちも大切です。

しかし、大人になって立場や役割が広がったり
重くなったりするなかで

自分で頑張って対処できる能力や範囲には限界があるから、「頑張り方を変える」必要があるのです。

そこで、
「話をすること」が大切になってきます。

言葉にして自分の中から外に出すことは
自分の考えを整理するきっかけになります。

✔︎ 話をしてもぜんぜん意味がない
✔︎ 自分で解決しなければならない
✔︎ 人に頼ってはいけない

など、自分の価値観や固定観念から相談に乗ってもらうこと自体が人として無責任、良くないというイメージを持たれがちです。

しかし、
話をする、聴いてもらうことは
「自分の考えを整理するために必要なこと」

と考える必要があります。

聴く方としても、
・解決してあげなければならない
・何とかしないといけない
というイメージではなく

ただ聴いてあげるだけでいい、
相手の思考の整理や
心が軽くなる手助けをする

というイメージで対応することが大切です

◆ 三人寄れば文殊の知恵


「三人寄れば文殊の知恵」ということわざがあります

これは、
「たとえ凡人であっても三人集まって相談すれば素晴らしい知恵が出るものだ」ということです。

ここで3人集まって、ただ黙って困っていたり、自分の中で考えたりするだけなら新たな変化は生まれないし、それ以上の進展は見込めません。

しかし、
それぞれの考えを思いつくまま出しあって、
「ああだ、こうだ」「何だかんだ」話し合うことでさまざまな効果が生まれます。

・自分一人では気づかなかった
新しい視点や解決策のヒントが得られる
・人の気持ちが分かり、安心できる
・自分の不安が解放され、落ち着くことができる

ただ「話す」「聴く」をするだけで
新たな考えが浮かんだり
気づきが起こったりするようになっているのです。

◆ なぜ「話す」と気づきが起こるのか

自分の中だけで考えている時は、
思考の範囲に制限があります。

自分の思考の範囲は、
自分の中の価値観や習慣など
これまでの経験に限られてしまいます。

例えば、
通勤経路など職場に出勤する経路も
意識していないと、いつも同じ経路を通ります。

その経路が習慣化すると
無意識にその経路を通ってしまいます

人は、いつもとおなじ考えや同じ思考パターンを繰り返すようになっているのです。

特に、時間や気持ちに余裕がなくなった場合などは、
「1つの考えしか思い浮かばない」
心理的視野狭窄の状態になってしまいます。

人に話をすること
自分の中から出すことで
一人の世界から脱出することができるのです

そして、自分の中の世界や
自分の内側しか向けられなかった意識が外に向けられるようになるなど

視点が変わると新たな気づきが得られるようになるのです。


【 まとめ 】


◆言葉を自分の外に出すことで
自分の考えを整理するきっかけになる

◆人は自分の中では、
自分の世界や範囲から出られず
同じ思考パターンを繰り返すようになっている

◆ただ「話す」「聴く」を繰り返せば
新たな考えが浮かんだり
気づきが起こるようになる



今日もありがとうございます!

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