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京から旅へ / インド編

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各宗派のお寺さんと一緒に、お釈迦様の四大聖地(ルンビニ、ブッダガヤ、サルナート、クシナガル)を巡る旅。仏陀の生涯とインド事情もわかる体験ルポ。
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#旅とわたし

京から旅へ/インド仏跡巡礼(26)ラージギル/王の因果②牢獄跡地

釈尊(ブッダ)とビンビサーラ王の、もう一つの因果な物語。 「王舎城の悲劇」と呼ばれる、この…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼(25)ラージギル/王の因果①竹林精舎

霊鷲山から西へ走り、さらに北へ上ると「竹林精舎」へ着く竹林精舎は、マガタ国のビンビサーラ…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼(21) 聖なる牛の洗礼

良く知られた事だが、インドでは、牛の肉は食べない。 いや、正確に言えば、インドでは、牛は…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼⑳埋もれたストゥーパと、石仏と

バスは昨日までの時間の遅れを、取り戻すかのように、ひたすら ヴァイシャリへの道を、情け無…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼⑲ いざ、ヴァイシャリ

昨日、時間の都合で回れなかった、クシナガルでの見学を終え、 ホテルに戻り、朝食をすませた…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼⑭ 煉瓦(レンガ)工場

私が生まれた前の年(昭和30年)に、女優の中村メイコさんが 歌って、ヒットした歌謡曲に「田舎…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼⑪カピラ城/釈尊のお骨

カピラ城は、釈尊が生れてから29歳で出家の為に家出するまで、王子時代を過ごした実家の城である。 釈尊は約2500年前、釈迦族の浄飯王と摩耶夫人の王子(長男)として生れたが、その時、アシタ仙人が「この子は将来、偉大な教えを治める仏になる」と予言したと、伝えられている。 王は後継ぎが出家しては困る為、冬と夏、そして長い雨季を快適に過ごせる三つの宮殿を建て、王子に、何百人もの女性の従者をつけて、歌、踊り、音楽と御馳走の溢れた、贅沢な日々を与えた。この世の不浄、不快、不吉なものを遠

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼⑩ ビハール州

ネパールからインドに入り、しばらく走ると、景色は一変した。 国境付近の町で見た、鉄筋コン…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼⑦ ルンビニ/アショカ王の石柱

マヤ堂の裏口を出て、時計回りに建物の西側へ回ると、そこに、マウリヤ王朝三世のアショカ王が…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼⑥ 天上天下 唯我独尊

摩耶夫人の右脇腹から誕生された釈尊が、すくっと立ち、 東西南北に七歩ずつ歩み、右手で天を…

京から旅へ / インド編 インド仏跡巡礼②インド事情

漆黒の闇の中を滑るように、夜間飛行は続いている。 雲が厚いのか、額を窓に押しつけても、星…