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「キレイはきたない、きたないはキレイ」

…ご存知の方も多いでしょう、
シェイクスピアの戯曲「マクベス」に登場する魔女の、有名なセリフです。

人間の本質を表す深い言葉として、心理の世界でも、度々取り上げられるテーマです。


「綺麗好き」は「汚したい人」、
「遅刻しない人」は
ほんとうは「遅刻したい人」、
「明るい人」は「暗い人」、
「臆病者」は「勇気ある人」、
「勤勉な人」は「怠け者」、
「正直者」は「嘘つき」、
「スタイル抜群の美女」は「摂食障害でゲロ吐き」、
「美人で優しいママ」は「毒リンゴ喰らわす魔女ババア」…

1つのコインの裏表、という言い方もありますね。


昨今では、フェイスブックなどのSNS発信、こうしたブログなどでも「カウンセリング」や「コーチング」がお手軽に発信され
「こころの健康( ^∀^)!」
が花盛りなわけです。

一方で、「首吊り士」が同じくネット上でお客さんを集客し!(あの事件、どこに消えたんでしょうか…)
確実に、そこに引き寄せられる人たちもいるわけです。


私は「キレイ側」に振り子が振れすぎてる人や情報に接すると、
もうすぐ「キタナイ側」が逆襲に来るからな。
気を付けとけよ。
と思ってしまいます。

そんな私はいつも、自分の発言に対しても、
真逆のことを言いたくなる自分がいることを感じています。

例えば
私はYouTubeの「逆から考える心理学」シリーズで
「本質的に痩せる食べ方」
と言って、野生の本能を取
り戻すこと、
こころと身体が自然なコミュニケーションをとれていれば
自然とスリムなスタイルをキープできますよ、
などとエラそーに語っていますがw


もう1人の私が

「うっせーな、

オンナなんて子ども産んでオバサンに

なれば、デブったりケツが垂れたりす

るもんなんだよ!何が悪いんだよ

それで良いじゃねーかアホ!!!」


…と大逆襲に来るんです笑笑。もう1人の私がね。

ですので
「〇〇先生のカウンセリングのおかげで、こんなに前向きな自分に変われましたー」

とかいうモニター広告?やっちゃう薄っぺらカウンセラーとか信じられない。

キレイはきたない、
きたないはキレイ

「前向き」は「後ろ向き」、
「自信満々な人」は「自信無い人」、
かもしれませんよ?


これも「逆から考える心理学」ですね。

こうも言えます
「語ること」は「語らないこと」、
「語らないこと」は「語ること」。

私のカウンセリングは「逆から」聴いていますから、
あなたの「語る言葉」を聴いているようで
実は
あなたの「語らない言葉」を聴いています。

どうぞ、私に「語りに」きてください。
そしてあなたの人生に、私との対話が有利に働くと感じたら
私を「取り入れて」みてください。


シェイクスピアのように、出来るかぎりの本質を。
ご提示出来るよう努めます。




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