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「和牛 = 黒毛和牛」ではない! 和牛は4種類 いる。
どうも、石原牛の石原です。
昨日、国産牛についての記事を書きました。
今日は「和牛」について書きまーす。
●黒毛和種
皆さんご存じの黒毛和種。
牛と言ったら黒毛を思い浮かべると思います。
まぁ日本に存在する牛の98%を占めていますからね。
そうなると思います。
黒毛和種は品種改良によって生まれた歴史を持ちます。
現在の黒毛和牛は日本古来からいる種と外国種を掛け合わせたもので、実はかなり外国の血が入っているんです。
美味しいお肉を得るために、先人たちが苦労してきた結晶でもある種、それが「黒毛和種」なんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1700268445704-3KP5N9E71o.jpg?width=1200)
●日本短角種
東北の方以外はあまり聞きなじみはないと思います。
岩手県を中心に肥育されている種と書物には記載されています。
元を辿れば、アメリカのショートホーン(文字通りですね)という品種を輸入し、交雑したのが始まりと言われているようです。
私は実際に見たことはありませんが、書物の数字を見ると、黒毛よりやや小ぶりの印象です。
放牧向きで、成長が早く、肉質に関しては筋繊維がやや荒いようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1700269005943-OjHgndxJX0.jpg)
●無角和種
山口県で肥育されている品種です。
スコットランドのアバディーン・アンガスという種と黒毛和種を交雑した歴史を持っているようです。
比較的、脂肪が付きにくい肉質のようですが、黒毛に次いで良いと言われています。
こんな気合の入ったHPも見つけました↓
気になる方はご一読を。
![](https://assets.st-note.com/img/1700269078471-o628tZxhZ7.jpg)
●褐色和種
肥後あか牛、土佐あか牛
黒毛に継いで日本で多い品種です。
褐色和種も外国の血が入っています。
強健で耐熱性に優れており、草を中心としたエサのため健康的な赤身肉として評判のようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1700270186266-gJekxOVU2E.jpg)
●まとめ
和種といっても、全て外国の血が入っているなんで驚きですよね。
日本在来種である牛は見島牛と口之島牛(トカラ牛)の2種しか残っていません、と書いてあります。
なぜ改良をしたのか、
なぜ黒毛和種は拡大したのか、
今のお肉の美味しさがあるのは、先人たちの追求のおかげなのです。
この中で自分の好みのお肉を見つけてみてください。
今日も感謝して頂きましょう。
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