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戯曲公開『うちに来るって本気ですか?』

2001年 演劇ぶっく・ニュークリエイト出版共催戯曲コンテスト優秀賞を受賞したコメディ作品。
演劇ぶっく社・ヨムゲキシリーズより出版されましたが絶版となったため、こちらで公開いたします。なお私の手元にある元原稿をPDFにしたものですので、販売されていた書籍とはフォーマットが異なります。ご了承下さい。
初演から20年経ちましたが未だに上演依頼を頂きます。とくに高校演劇部や大学生の演劇団体など若い方からのお問い合わせが多くて驚いています。深いテーマや隠れたメッセージなど一切ない作品ですので「やっぱりみんな世代を超えてドタバタして笑いたいんだなぁ」と嬉しく、心強く思っています。
※上演を希望される場合は、戯曲の最終頁の「上演許可について」をご確認の上、必ず著者までご連絡ください。無断上演は禁じています。

【初演】2001年
【上演時間】約90分
【キャスト数】7名(男3・女4)
【あらすじ】
御殿場家は五人兄弟姉妹。
長女・縁(ゆかり)は家族には内緒で結婚情報サービスに入会していた。
ある日、メールでしかやり取りをしていない、顔も知らない紹介相手・相良(さがら)がいきなり家に挨拶に来ると言い出す。慌てる縁。彼と兄弟姉妹を会わせたくないからだ。
長男・太一郎(たいちろう)は売れないミステリー作家。〆切に追われる度に家じゅうに自己流の密室トリックを仕掛けてネタ探しをする自分勝手な弟だ。そのトリックに引っ掛かるのはいつも次男の忍(しのぶ)。彼は抜きん出て 運がなく、しょっちゅう失神している。そんな彼らを冷たくあしらう、縁とは正反対に美人で頭も良い大学院生の 次女・真琴(まこと)・・・・・・こんな家に相良が来たら、きっと愛想をつかされるに違いない。
縁は焦り、末っ子の浪人生・百子(ももこ)に相談する。彼女は家族でただひとり座敷童が見え、いつもアドバイスをくれる。相良の来訪を阻止しようと右往左往する縁と百子だったが、彼はすでにこちらへ向かっていた。
時を同じくして、太一郎の原稿を取り立てに、鬼のように怖ろしいと噂の編集者もまた、この家へと向かっていた・・・・・・
五人兄弟姉妹の秘密と思いやりが奇跡的にすれ違う、ドタバタコメディ。

うち来るp1

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うち来るp4

うち来るp5

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また同じ作品を日本劇作家協会戯曲アーカイブにも提供しています。そちらからもダウンロードできます。


 石原美か子website  http://www.ishiharamikako.com/

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