45/365 軽い水、重い水
水の感覚って分かりますか?
皆さんプールに入ったことはありますよね?
全く泳げないという人でも、小学校の時とかに最低1回くらいは入っていると思います。
その時、水が重い・軽いって感じた事ってありますか?
は?て感じだとは思うのですが、もしコレを読んでくれている方が水泳を長年やっている方だと伝わるんじゃないかと思って書いています。
僕も4歳から水泳を初めて、今で水泳歴20年目です。
昨日1ヶ月ぶりに泳いだんですが、水が軽かったんですよね。
スカッスカでした。
かいてもかいても進んでいる感じがしない。
別に太ったとか痩せたとか体型の変化があった訳でもないし、泳ぎ方が劇的に下手になったとかでもないです。
昨日は軽かったんですが逆に水が重いなという時もあります。
物理的に水の重い・軽いではなくて、感覚的なところです。
日常でも今日は身体がだる重いなと感じる時はあると思いますが、空気が重い・軽いとは感じないじゃないですか。
あくまで身体の問題。
でも、水泳の場合水に重い・軽いがある。
プールによっても違いがあって、「このプールは軽い」とかプールの相性みたいなのもあります。
コレってプールに飛び込んだ瞬間に大体分かるんですよね。
身体が水に入った瞬間、「今日はいける!」っていう日もあれば「今日は調子悪い…」っていう日もある。
昨日は後者の方で2時間位泳ぎましたが、最後までスカッスカな感覚は抜けませんでした。
たぶんほとんどの方が意味不明かもしれないですが、なかなかこの感覚的な所を分かりやすく言葉で説明するというのも難しくて、それだけ水泳って繊細で奥が深いんです。
おそらくオリンピック選手であっても、技術やコンディションで多少はカバーできるかもしれませんが、この水の感覚的な違いはあると思います。
0.01秒までを争うスポーツでありながら、この繊細な感覚まで勝負に影響してくるという面白さがあるから今でも水泳が好きなんだなと改めて感じました。
今後はこの水泳の面白さを伝えるためにも、指導する側もやってみようと思っています。
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