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「すき焼き」ってなんか特別だよね

2021/1/20(20/365)

「今日の夜すき焼きやで〜」

こんなにも帰宅する足取りを軽くさせる言葉があるだろうか。

仕事の合間時間にスマホを見ると、こんなメッセージがきていた。

シェアハウスだからそのメッセージの後に、みんなの興奮した反応が続く。

みんな思っていることは同じなようだ。



「すき焼き」とは、なぜこんなにも人の心を踊らせるのだろうか。

いい肉を使えばそりゃ贅沢な食事になりだろうが、べつにめちゃくちゃ値が張るわけでもない。

それでも、なんか特別感がある。

日本人なら、全員とは言わないが半数以上の人がおそらく似たような事を思うのではなかろうか。

すき焼きも鍋の一種に過ぎないが、なぜかすき焼きだけ別枠だ。

キムチ鍋、味噌鍋、ちゃんこ鍋など他の鍋も嬉しいのだが、すき焼きだけちょっと心の中でガッツポーズしたくなる。

なんか特別感があるのだが、これはもう”なんか”なのだ。

理由は分からない。

でも、なんか嬉しい。

あえて言うなら子供の頃から周りがすき焼きと聞くと今の僕と同じ気持ちだったのを見て育ったおかげで、すき焼き=なんか特別なものと刷り込まれたのかもしれない。

もはや、文化なのかもしれない。

よくわかんないけど、

おいしければそれでいいや。

すき焼きのおかげで幸せを感じることができた。

ごちそうさま。

ありがとう。



いつまでたっても、すき焼きに興奮していたい。

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