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日本映画「コーヒーが冷めないうちに」

主演:有村架純、伊藤健太郎、石田ゆり子
2018年
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★★☆
(写真=東宝公式サイトより)

先日視聴して記事を書いた韓国ドラマ「Cafe Midnight Season 3」、いまいちカフェの設定が分からず消化不良になっていたが、韓流オタク友から
「これって、この映画のプロットと似てない?」
と指摘があり、探したらAmazonプライムで見つかったため、早速視聴。いやぁ、便利な世の中である。「そうだ、映画をみよう」と思ったら、映画館には行けないが、ネットでかなり多くのものが観られる時代である。

あらすじは公式サイトより

ここでは、この映画についてではなく、あくまでもドヨン主演のドラマのカフェの設定を比較したいだけなので、あらすじは東宝の公式サイトより。

舞台は、とある街のとある喫茶店。店内の【ある席】に座ると、望んだとおりの時間に戻ることが出来るという。ただし、そこには『過去に戻って、どんな事をしても、現実は変わらない。』や『過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。』などのいくつかのルールがあった。
誰もが一度は経験のある「もしも、あの時に戻ることができたら……」という《後悔》の思い。様々な《後悔》を抱えた客たちが、今日も店を訪れる。

二つのカフェの特徴、相違点

以下、単純にこの映画を「日本」、ドヨンのドラマを「韓国」としてリストアップしてみた。

(1)カフェの名称、営業時間
日本:名称は「フニクリフニクラ」、営業時間は朝8時から夜8時まで。
韓国:名称は「深夜カフェ」、営業時間は夜中の12時から明け方まで。
(2)オーナー、従業員
日本:店主は時田流(深水元基)、姪の時田数(有村架純)が従業員。
韓国:”マスター”と、シーズン3ではアルバイトのカン・ソンミン、もう一人男の子がいたような気がするが、印象に残ってない。
(3)タイムスリップできる条件
日本:特定の席に座り、時田数に入れてもらったコーヒーが温かい間だけ過去に戻れる。未来にもいける。
韓国:カフェに入った瞬間から、そして営業時間中は、おそらく客が望む時期(過去及び未来)にいける。飲み物は関係ないように思えたが、ウィンナーコーヒー(アインシュペンナー)に何かカギがありそう。
(4)現在に戻ってくる条件
日本:時田数に入れてもらったコーヒーを温かいうちに飲み干さなければならない。飲み終わらないと過去に残ったままになる。
韓国:カフェの営業時間外(つまり日中)はみんな現在に戻っているようである。店内の掲示板に何かを取り付ける、貼ると何かが起こるようであるが、シーズン3を見た限りではよくわからなかった。またカフェに手紙が届くが、その役割もちょっと不明。
(5)過去に戻って何かが変わるのか?
これは両方とも変わらないと理解した。戻っても未来は変えられない。

結論

二つは全くの別物である。タイムスリップ、タイムトラベルできるが、場所がカフェということだけが共通点だと言える。
映画自体は面白かったので、一応オススメ。四組のタイムスリップするエピソードがあるのだが、薬師丸ひろ子と松重豊のエピソードには思わず涙してしまった。
韓国の深夜カフェの設定がこの映画を見て何かわかるかと思ったが、結局何も分からず、消化不良のままである。思いっきり自己満足のための記事であるが、引き続きシーズン1&2についての情報や、全部視聴した方からの情報をお待ちしております。

こちらは予告編。