数字で読み解くWBC侍ジャパン 【白井ヘッドコーチ・タイプ4】
連日のニュース番組で、大谷選手や栗山監督の素晴らしい関係性や裏側エピソードを語ってくれている白井ヘッドコーチ。
今回のWBCで初めてまともに野球を観戦したわたしは、この方の存在も初めて知ることとなったのですがとにかく話がお上手です。なんという耳心地の良さ。そして清潔感があり、オシャレで上品。かつて野球選手だった雰囲気は微塵もありません。穏やかで流暢な語り口と人柄に、すっかり虜です。
栗山監督の次は大谷選手の記事を、と思っていましたがあまりにも素敵な方なので、白井コーチを先に。
分析結果はこちら↓
忍耐力No.1の堅実派
【タイプ4】 感覚型/慎重派/女性的
すべては “自分の経験を通して得たこと“ が判断基準となります。1〜12タイプの中で、ダントツの忍耐強さを持ち合わせておりコツコツと努力を積み上げていくことで、成功をつかみます。
むやみに喜怒哀楽を表に出すことなく、地道に粘り強く事を進めます。控えめで、腰の低さと柔和な態度を心がけながら、中立な立場を保持します。何事に対しても「一旦保留」の姿勢で、即決を嫌います。
観察力・洞察力に長けていて、穏やかな対人関係を築き弱者に対する思いやりが深いです。率先してリーダーシップをとる行動はしませんが、自己信念に忠実で、一徹に貫く強さがあります。一度決めた方針は変えません。焦らず、騒がず、慌てず、着実に実行していくやり方は【タイプ2】の栗山監督と同じです。目上の人に対しては絶対服従精神があります。
感受性が豊かで芸術的・技術的はセンスを持ちます。職人気質。自分から先手を打つことはせず、受け身の姿勢で、来る者拒まず。聞き上手です。
『防御こそ最大の攻撃』なり。
経験主義なので、自分が経験して良いと思う事を基準にものごとを判断します。例えば、一度美味しいと思ったレストランは、飽きずに何度でも通い続けます。新しいお店を積極的に探しまわったり、試してみたりなど冒険はしません。失敗しない、安心感を求めます。
有名人の一覧を見ると気づくかもしれませんが、司会を務める男性有名人は圧倒的に【タイプ4】に多いです。人の話を聞く、聞き出す力があるためだと思います。女性は“天然“と言われる方が多く、居るだけでその場が和む、ほんわかします。わざとやっている、ぶりっこしていると思われることも、本人は至って素です。
こちらの記事でも書きましたが
侍ジャパンの監督・コーチ陣を分析してみると8人中、栗山監督・白井コーチを含む6人が、対人関係を最も重んじる『感覚型』の人間でした。
栗山監督が、選手ひとりひとりに誠実に向き合い信頼関係を構築していった様子を白井コーチが語っていますが、栗山監督が「白井コーチでなければ監督は引き受けない」とおっしゃった理由がわかったような気がしました。ちなみに選手にはいませんでしたが、吉井コーチも同じ【タイプ4】でした。監督・コーチ陣に、人の気持ちに敏感に対応できる「感覚型」が多くいたことは選手の持つ能力を、最大限に引き出せたひとつの要因だったかもしれません。
『数字で読み解くWBC侍ジャパン』次回につづく。
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