のうと医療専門学校

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脳外科医TERUです。診療の傍ら、看護、リハビリ、医学生さんに、病理学、神経学の講義を続けて20余年。コロナ禍の自宅学習サポートのためブログをはじめました。イラスト・ぬりえで楽しく学べる熱血授業を大公開!「院内勉強会」では、卒後のスキルアップのお手伝いも出来たら嬉しいです!

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  • 教材係 わかるイラスト・ぬり絵シリーズ

    「教材係」実際の授業で使っている、手作りの講義資料です フォローいただければ無料ダウンロード可です イラスト講義シリーズの記事と連動しております(記事は並行して鋭意作成中)一部ぬり絵バージョンもあります、勉強の気分転換に、塗って覚える病理学!

  • イラスト病理学講義

    病理学講義をシリーズで掲載しております 国家試験にも、臨床のスキルアップにも!お役に立てれば幸いです

  • イラスト薬理学講義

    病理学を復習しながら、基本的な薬の機序を学んでみましょう 薬剤師のTATSU先生がお手伝いしてくれています

  • 国家試験対策室

    看護師国家試験、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士国家試験と、職種を問わず、神経学、病理学領域について重要ポイントを解説します。 解剖や、病態生理の大切なところは、他職種でも同じはずです、腕試しに他学科の問題もチェックしてみましょう

  • イラスト臨床脳神経学講義

    臨床脳神経学をシリーズで解説していきます

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のうと医療専門学校開校! 「N医専」学則公開!

みなさん こんにちは! のうと医療専門学校、看護学科のあんずです 今日は、私たちの「のうと医療専門学校」を紹介させて下さい!  始まったきっかけは、 リアルの看護学校での、 コロナ禍による講義の縮小です 「学生の自宅学習のため、参考資料をネットに上げて欲しい!」と、 TERU先生にお願いして実現しました TERU先生は、私達のリアルの学校で、 病理学や、神経学を教えていただいている 現役の脳神経外科のドクターです 今後、note を中心に、授業を文字に起

    • ビリルビン代謝と黄疸

      • 抗不安薬の副作用は?

         薬剤師のTATSUです。国家試験頻出薬剤、今回は抗不安薬について解説させて頂きます。 抗不安薬単体で、看護師国家試験で直接問題として問われることは少ないですが、選択肢の中に抗不安薬の種類や副作用が紛れて出てくることがあります。 そのため、選択肢を見た時にどんな薬かを判別するために知っておくと非常に問題が解きやすくなります。 このブログを読めば、即点数に繋がるような情報発信をしていきますので、是非最後までご覧頂けると嬉しいです。 今回のテーマは抗不安薬の主な副作用

        • SSRIの働きと副作用は?

          薬剤師のTATSUです。国家試験頻出薬剤、今回は抗うつ薬について解説させて頂きます。 抗うつ薬で取り上げられる薬剤は看護師国家試験でいつも決まっており、中でも最も取り上げられやすいSSRIについて解説させて頂きます。 このブログを読めば、即点数に繋がるような情報発信をしていきますので、是非最後までご覧頂けると嬉しいです。 そもそもSSRIとは何かというと、日本語訳で選択的セロトニン再取り込み阻害薬と言い、英語ではSelective Serotonin Reuptak

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        のうと医療専門学校開校! 「N医専」学則公開!

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        • 教材係 わかるイラスト・ぬり絵シリーズ
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          ニトログリセリンの副作用と併用禁忌の薬は?

          薬剤師のTATSUです。 国家試験頻出薬剤、今回はニトログリセリンについて出題されやすいポイントを解説させて頂きます。 TERU先生、いつもお話する機会を頂きありがとうございます。このブログを読めば、即点数に繋がるような情報発信をしていきますので、是非最後までご覧頂けると嬉しいです。  今回はニトログリセリンについて、特によく聞かれる副作用、併用禁忌について簡単に解説させて頂きます。 ① 副作用 副作用については、血圧低下が主な副作用となります。ニトログリセリンは体

          ニトログリセリンの副作用と併用禁忌の薬は?

          モルヒネの副作用は?

          薬剤師のTATSUです。 今回も、国家試験頻出薬剤について、TERU先生のブログにお邪魔させて頂いてお話させて頂きます。 このブログを読めば、即点数に繋がるような情報発信をしていきますので、是非最後までご覧頂けると嬉しいです。 今回のテーマは麻薬です。麻薬について最も取り上げられる薬はモルヒネであり、モルヒネの副作用について問題に取り上げられるケースが多いです。麻薬自体がどのように体内で働くのか、麻薬の中で国試に取り上げられやすい薬については、最後の動画で解説してますので

          モルヒネの副作用は?

          問題です、グレープフルーツと併用注意の薬は次のうちどれ?〜1)利尿薬、2)カルシウム拮抗薬、3)ACE阻害薬

          いつもTERU先生のブログにお邪魔させて頂いております、 薬剤師TATSUです。 今回も皆さんのテスト勉強の助けになればと思い、記事を書かせて頂きたく存じます。今回もTERU先生がまとめて頂いた、看護師国家試験問題の薬理分野10年分を参考に解説させていただきます。  今回のテーマは、グレープフルーツとの飲み合わせに注意すべき薬についてです。 さて、皆さんはこのテーマの問、お分かりでしょうか? 正解は、降圧剤で使う、カルシウム拮抗薬です。 なぜ、カルシウム拮抗薬との

          問題です、グレープフルーツと併用注意の薬は次のうちどれ?〜1)利尿薬、2)カルシウム拮抗薬、3)ACE阻害薬

          バ◯ァリンの半分はやさしさでできている?〜NSAIDsの特徴と副作用〜

          皆さんこんにちは、薬剤師のTATSUです。 本日もTERU先生に機会を頂き、看護師国家試験頻出薬剤を解説させていただきます。今回もTERU先生がまとめて頂いた看護師国家試験の10年分の薬理学分野の問題を元に、薬剤師の立場から皆様に分かりやすく解説していきます。 本日のテーマはこの3つです。 ① NSAIDsとは? ② NSAIDsの働きは? ③ NSAIDsの副作用は? 順に一つずつ見ていきましょう。 TERUです、TATSU先生、解説お願いしますー NSAI

          バ◯ァリンの半分はやさしさでできている?〜NSAIDsの特徴と副作用〜

          ジギタリス製剤の適応と注意点〜国試頻出!

          皆さんこんにちは。薬剤師のTATSUです。 最近TERU先生のブログにたくさんお邪魔させて頂いておりますが、今回もTERU先生のブログでお話させていただきます。 TERU先生いつもありがとうございます! 今回もTERU先生がまとめて頂いた10年分の看護師国家試験 薬理問題を参考に、心不全治療薬の中でも特に頻出のジギタリス製剤についてお話させていただきます。 そもそもジギタリス製剤とは、どんな働きをする薬なのか?ジギタリス製剤の働きは、大きく分けて以下の2つです。 1

          ジギタリス製剤の適応と注意点〜国試頻出!

          国試対策 ステロイドの副作用4つ!

          皆さんこんにちは、薬剤師のTATSUです 前回TERU先生から機会を頂き、心不全の症状と治療薬に関してお話させて頂きました。 今回はTERU先生がまとめて頂いた、10年分の看護師国家試験の薬剤問題を参考に、薬剤師の立場から看護師国家試験頻出薬剤を解説していこうと思います。 今回お伝えするのは、ステロイド薬の副作用についてです。 ステロイド薬に関しては、看護師国家試験で、副作用に関する問題が非常に多く出題されます。ただ、問題に出題される副作用は、ほぼ限られていますので、

          国試対策 ステロイドの副作用4つ!

          はたらく!降圧薬イラスト

          はたらく!降圧薬イラスト

          「降圧薬はABCDで覚えよう!」〜作用機序から理解する!

          こんにちは!TERUです、ここでは代表的な降圧薬の作用機序を解説します 病理学講義5)の派生の記事です、以下に目を通していただくと分かりやすいです 後半で、過去問の解説もします! 読むと血圧上がりそうな、難敵!「レニンーアンギオテンシンーアルドステロン系」は、覚えられましたか? この記事を踏まえて、まずは5つの降圧薬を理解しましょう! レニンアンギオテンシンアルドステロン系において、それぞれ作用する部分に薬剤を入れてみたのが下の図です これを踏まえ 薬剤の特徴を表にし

          「降圧薬はABCDで覚えよう!」〜作用機序から理解する!

          レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系イラスト

          レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系イラスト

          病理学講義5)「高血圧について」〜レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系(ながっ!)ってなんだ?〜

          レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系、、、 長いですよ、、、なまえ、ややこしそうです、初めて聞くとそれこそ「血圧上がり」そうです ちょ〜っと待った〜ページ変えないで下さい! わかり易く説明しましょうとも! 高血圧を理解するのに、避けては通れない名前なんですよ〜 まず、高血圧とは、 ●血圧が高い状態で、多くは遺伝と生活習慣が関連 (一部は、腎臓、副腎の疾患など) ●診断基準は 140/90mmHg 以上、家庭血圧では 135/85mmHg 以上 ●脳卒中、心筋

          病理学講義5)「高血圧について」〜レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系(ながっ!)ってなんだ?〜

          心不全の薬剤2)慢性心不全のおさえるべき薬剤 5つ!〜薬の働きを病態から考えよう〜

          皆さんこんにちは、薬剤師のTATSUです。 前回、TERU先生から機会を頂き、心不全の症状について僕なりに解説をさせて頂きました。 シリーズ2回目は、慢性心不全に使われる、代表的な薬について、薬剤師の立場から解説させていただきます! 具体的に紹介すると、下記の表にある5種類の薬が該当します いきなり5種類ありますと言われても、中々頭に入らないと思うので、 今日は、この5種類がどのように体に作用するか、イメージをつけて下さい まず、心不全発症によって起こる悪循環

          心不全の薬剤2)慢性心不全のおさえるべき薬剤 5つ!〜薬の働きを病態から考えよう〜

          心不全の薬剤1) 「右心不全」と、「左心不全」、症状の違いを理解しよう!

          皆さんこんにちは。薬剤師のTATSUです。 医療教育系YouTubeを始めてから約半年経ちまして、少しずつではありますが、応援して頂ける方も増えてきて嬉しい限りでございます。 今回は、TERU先生から機会を頂き、心不全の症状と、その薬剤について、2回シリーズで、私なりに解説させていただきます。 まず、心臓から血液がどのように循環しているかを解説していきます。 TATSU先生、こんにちは 薬理学の前に、「大循環」と「肺循環」の復習からですね? 病理学講義「循環障

          心不全の薬剤1) 「右心不全」と、「左心不全」、症状の違いを理解しよう!