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インフラの復旧・新路線整備と民間投資で変化し始めた阿蘇・草千里&内牧エリア

ここ10年、国内で阿蘇ほど自然災害に悩まされた地域は無い。度重なる阿蘇山の噴火、平成24年九州北部豪雨、熊本地震など繰り返し訪れる試練に阿蘇地域の観光事業者は苦しめられてきた。

2012年7月の九州北部豪雨で土砂崩れが起きた国道57号滝室坂付近(当時)
2016年4月の熊本地震で倒壊した阿蘇神社拝殿(当時)
2014年8月〜2018年2月までの3年半に渡り長期の入山規制となった阿蘇山火口(2020年撮影)

私も令和2年7月熊本豪雨で被災経験があるが、一度の被災だけでも心身ともに疲弊し事業の立て直しに苦しんだ。阿蘇地域においては前述の通り水害だけでなく地震や噴火もあり直接的な被災がなかったとしても観光事業者にとっては試練の連続だったと言っても過言では無い。しかも現在はコロナ禍であり知人経営者たちからも本当に苦しいとの声は度々聞いていた。

しかし、その苦難を乗り越え阿蘇の観光名所の草千里地区は昨年より多くの観光客が訪れるようになった。その要因となったはのはインフラの復旧と民間投資だと考える。

阿蘇地域の観光の現状

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