【続】日本語を紐解きながら「あっとほーむ」な生き方について考えてみる
前回は小説「あっとほーむ~幸せに続く道~」にちなんだワードを取り上げましたが、今回はこれからの時代を生きる上で大切にしたいと思っている「ゆるす」と「いのる」についてご紹介します。
「ゆるす」とは?
「ゆるす」の語源は「ゆるい状態にすること」からきているそうです。
日本語は面白いもので、同音異義語(例えば「はし」(橋・端・箸))は、同じ振動数を持っているため、共通した思念を持っているそうです。(「カタカムナ 言霊の超法則(吉野信子著)より)その点からも「許す」時というのは、「引き締まった心を緩める」行為だと考えられるわけです。
確かに、いつまでも相手を憎んだり恨んだりしているときと言うのは、実は自分の方が頑なに、意固地になっている場合も多い……。けれども一度「許」してしまえば心がホッとし、「早く和解すればよかった」と思うし、意外と相手はそんなに怒ったり気にしたりしていなかった、と言う場合も多いもの。それに「許」さないと言う行為は、相手を受け容れない、認めないと言うことでもありますから、それがいい関係を生むはずもありません。
多様性の時代でもありますし、違った意見や考え方の人と出会ってぶつかっても、ゆるーい気持ちで相手を受け容れる気持ちが、これからの時代、大事になってくるのではないでしょうか。
「いのる」とは?
「大辞泉」(小学館)によると、「いのる」は「宣るに接頭語「い」(神聖を意味する「斎」)が付いて出来た語」であり、
と記載されています。
また「日本国語大辞典」では、
との用例が見られます。
日本人は無宗教の人が多いといわれていますが、にもかかわらず「いただきます」「ごちそうさま」と言うときや、神社で参拝するとき、またご先祖様のお墓参りをしたときにも必ずと言っていいほど手を合わせます。無意識にやっていますが実はこれ、「祈る」行為なのだそうです。
上記の用例からも分かるように、日本人は万葉の時代から今に至るまで神仏に祈りを捧げる習慣が残っている、世界的に見ても珍しい国です。
今では礼儀作法として教えられることが多いと思いますが、神仏や自然神に手を合わせ「いのる」ことで実際にそれらの加護が受けられたり、言葉にしたことが現実化したりする力を本来は秘めているようです。
以前から「言葉には力があるから、よい言葉を使いましょう」とお伝えしてきましたが、
言葉=意宣り
と考えたら、やっぱり自他共に良い気分になる言葉を使おうと思いますし、相手を傷つけるような言葉や不安になるような言葉は「呪い(口に足が生えて歩き出す、の意)」となって悪循環を生む原因になりますから出来るだけ避けよう、と私なんかは思ってしまいます💦
……ちょっと話が逸れてしまったかもしれませんが、目に見えない力だからと馬鹿にするのではなく、これからの時代は「いのり」が持つ力も大切にしていくべきだと私は考えています。だって、たくさんの人が世界平和を「いの」ったら本当にそうなる、と信じた方が希望が持てるじゃないですか🥰
最後に……
結論を言うと、「ゆるす」(例えば「ごめんね」と言う)も「いのる」(例えば「ありがとう」と感謝する)も自分の発する言葉次第で、よい影響も悪い影響も与える、と言うこと。それが結果として「あっとほーむ」な日常に繋がっていくのではないかということです。
皆さんも、普段使う言葉について思いを馳せてみてはいかがでしょうか。ちょっと立ち止まって自分の発言を振り返ってみると、面白い発見があるかもしれません🥰
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