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素直になれないけれど、許すことで前に進める…「好きが言えない2」を書き終えて


「好きが言えない2」を一話でも読んでくださった方には感謝いたします。
おかげさまで、モチベーションを保ったまま完結させることが出来ました。ありがとうございました。イラスト、写真をお借りした方にも御礼申し上げます。

本作は、前編と後編でだいぶ趣が異なります。
はじめは祐輔と詩乃のその後を描いていました。しかし二人の仲が良すぎて(!)話が進まなくなり、悩んでいたところで「永江を主人公にする」案が浮かび、夏の大会まで繋ぐことが出来ました。

心の闇を持つ人間は比較的書きやすいのですが、話が重くなりすぎる傾向がありました。
そこで対比するため、語りの部分に水沢を挟み、全体としてまとまるよう努めました。

途中で語りの人物を変えたので混乱を招いた部分もあったかもしれませんが、通しで投稿するにあたり前編、後編に分けたので読みやすくなったかと思います。


語りは変えましたが、根底にあるテーマは同じく「好きが言えない」です。
恋人同士の「好き」と家族に対する「好き」はまるで違いますが、関係が近いほど本心は言えないものです。親の思いと子供の気持ちのずれが不和を生む。誰もが抱える問題ではないでしょうか。

わかり合えなくても、どちらかが「許す」ことで関係は改善する。最近そんな気持ちでいます。許すのはとても難しいことですが、許せた方が大人かな、とも。
相手を変えることは出来ない。変えられるのは自分の考えや行動だけ。読者の方はもちろん、物語の登場人物たちにもそのことを理解してもらえたのではないかと思います。

ひとまず完結したので、しばらくは充電したいと思います。
その間は、小説に対する思いなどを書いていこうと思っています。
今後もお付き合い頂ければ幸いです。

ここまで読んだいただき、ありがとうございました。

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