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世界大会への挑戦 final #5

◇目覚めの一杯

10月13日。
ついに大会当日です。

早朝、普段からレストランで提供しているカプチーノをご馳走になりました。


「イタリアの朝はカプチーノ」とは聞いていましたが、現地でいただくシチュエーションも合間ってこれがまたとびきり美味しい。

眠気も程良く覚め、緊張で冷え切っていた身体に染み渡ります。


心身ともにあったまったところで出発。
来た時よりも一層神経を尖らせ、車でミラノへ、、、。



◇Host Milano

今大会は2年に一度開催される国際展示会「Host Milano」その一画で行われます。




早めに会場ついたので少しだけ見学。



試食のあるブースは大体ジェラート。



◇ The World Trophy of Professional Tiramisu' FIPGC 2023

ティラミスの試合は参加国11カ国。
午前の部と午後の部に分かれ行われます。


僕は午後の部だったので、午前中に試合の様子や実際の作業環境を見れたのは幸いでした。

ちなみにブラジル代表の方はイノベーションティラミスをサントノレにアレンジして仕上げた模様↓


各設備が用意された作業場が計6ヶ所あって、正面では審査員の方々や一般の観客が作業しているところを見られるようになっています。

自分が使う作業ブースに日本の立札が掲げられた時の「いよいよだ、、、」という緊張感はたまりません。


日本のブース


そんなこんなで午後の部、試合開始です。

内容としては3時間以内に「クラシックティラミス」と「イノベーションティラミス」、2種類のティラミスを審査員人数分仕上げて提出するというもの。

「今まで繰り返してきた通し練習をそのまま再現していくだけ」

そう思いながらも慣れないイタリアの環境と大勢を目の前にする不安の中、流石に手が震えました、、、。


審査員の方にシェアしてもらった作業中の写真


そして審査員はこちらのそんな気も知らず、めっちゃ写真撮ってくるし、めっちゃ質問してくる!(こちとら英語弱者です)

なるべく笑顔で振る舞いたかったんですが上写真見る限り、まったくそんな余裕なかったみたいですね、、、。


各国の出品したティラミス


3時間はあっという間でした。

自分のティラミスが審査員にサーブされていくのをみながら、やり切った感と懸念で半々といった
感じ。
あとは祈るのみです。


審議中



このあと表彰式前に、各国代表と控えで待っていたんですが、英語圏の方々がフレンドリーに話しかけてくれる中でまともに会話できないのが悔しかった、、、。

ちゃんと英会話勉強しようと思いましたね。




◇審査発表


以前の記事でも既に書きましたが、審査の結果、「イノベーション部門」で1位(部門優勝)を勝ち取ることが出来ました。



しかし、そんな誇らしい賞をいただいた一方で、「作業スペース(状態)の扱いが汚らしい」といった問題点もあり、それが原因で総合優勝は逃してしまったりと至らぬ箇所があったのも事実です。

今後の課題ですね、、、。


何はともあれ、嬉しい結果には違いはありませんでした!
今一度、応援してくださった方々には感謝感謝です。

ありがとうございます😊

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