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#読書好きな人と繋がりたい

散文【赤いジャンパーの山男】1517文字

木々が赤や黄色に色づく季節。ぼくは社会に馴染めぬ自分に愛想を尽かし、険しい山へと足を踏み…

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散文【勇気を忘れない】688文字

昭和六十年、冬。携帯電話が普及する前の時代。 当時小学生だったぼくの元へ送られてきた、送…

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散文【ダイエット中に見た変な夢】1133文字

ぼくはお正月に欲張ってたくさんの餅を頬ばり、喉に詰まらせ他界した。 気がつくと果てしなく…

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散文【逃げ場所】421文字

最近は少しずつ仮想現実の世界が浸透し始めている。 中には現実社会より仮想社会に居る時間の…

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散文【先日みた夢】1105文字

未来では一家に一台は当たり前になる人型ロボット。 家事はもちろん、ちょっとした日曜大工く…

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散文【ぼくの新しいスキル】

ぼくは争いごとの嫌いな物書きだ。 世の中が混沌としてくると、賢い人は生き残るための知識や…

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散文【隙だらけの男】

昔からぼくは知らない人によく話しかけられる。 たとえばコンビニで弁当を選んでいると、隣にいる知らないオバチャンが話しかけてくる。 「ねえねえ、あなたどう思う?」 「え? え?」 「うちにあなたくらいの息子がいるのよ。でね、適当に弁当買ってきてっていうんだけど、どれがいいと思う?」 「うーーん、この中だったら、おろしハンバーグ弁当ですかね」 息子さんの好みなど知るはずもないが、とりあえず自分だったら選ぶであろう弁当を答えるぼく。 「ええ? 私はこっちの煮物入ってる

散文【光】

ぼくは昔、人間関係のトラブルで仕事を辞めたんだ。 幸いすぐに次の仕事が見つかってね。 で…

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散文【#私にとってはたらくとは】

私にとってはたらくとは、色々な意味を持つ。 お金を稼ぐ手段であり、学びであり、コミュニテ…

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散文【AIとぼくの違い】

最近のAIは本当にすごい。 映画の脚本を作ったり、人間が入力したキーワードで神がかった画力…

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散文【フリーダム】

なんでもないような言葉が記憶に刻まれることがある。 ぼくはふと、学生の頃に聞いた先生の言…

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散文【後悔しないために】

ぼくは今、死役所にいる。 死役所とは死んだ人が天国に入るための準備をしたり、生まれ変わる…

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散文【北へ】

外は焼けるような陽射しが照りつけ、熱された石は肉が焼けそうだ。 夏場はパンイチで裸の王様…

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散文【おもしろがる】

さあ、本日もやってまいりました。SS が創れない時の自己啓発コーナーです。 調子の良い時は一日に三作も書けるのに、書けない時は三日くらい書けません。 だからSS のストックが難しい腰痛夫です。 さてさて、自己啓発的な言葉やお話は色々とある中で、個人的にこれは特に大切なんじゃないかと思うことを一つだけささっとお話します。 それは「おもしろがる」ということです。 ぼくはこれがとても大切な思考だと思っていますし、実践しています。 ぼくの言う「おもしろがる」をもう少し具体