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TERRY GOODKIND氏のファンタジー小説を中学生にして読んでしまって、まあ良かったのかなあと思ってる話。

 中学生の時、まだ1年生でクラスになじめず、一人だけ積極的に話しかけてくれるクラスメイトが居て、その子が薦めてくれた小説がテリーグッドカインド氏のファンタジー小説でした。

 内容は完全に大人向けで、読んだ後も感想などを共有しあうことはなく、ただ読んだという事実のみを共有していた。

 いわばそれはまだそれを読むのに適した年齢ではないにも関わらず、それを読んでいるという背徳感の共有だったのでしょう。

 でもその友達は既に読んでしまっているわけだし、過激な内容のその小説を読んでしまったという事実を一人抱えていたのだとしたら、私という共犯者が増えたことは彼にとってはある種の救いだったのかもしれません。

 という思い出補正込みで、中身も勿論素晴らしく、人生においての教訓に満ちた素晴らしい作品です。

 Kindleだと1巻が、翻訳版だと5冊分冊で1巻当たり700円以上するものなのですが、5冊分の量を1冊で1000円ちょいで買えてとてもお得感満載!

 もちろん英文なので読解力は必要ですが、Kindleだと辞書も無料でついて来るのでチャレンジする価値は十分あるかと思います。

#人生を変えた一冊

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