iro/Glänz

デュエプレの記事、特にプレイングや構築の解説記事が好きです!

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最近の記事

赤黒デッドゾーンの記録【アンチャンスcup ND1713 最終5位】

こんにちは、チームGlänz所属のiroと申します。 今回は、先日まで行われていたヴァルカンアンチャンスcupにて、《S級不死デッドゾーン》のデッキを使用した記録を書こうと思います。 私自身、ハンデス(手札破壊)をメインの戦略としたデッキを使用するのは初めてで、思うようにいかず苦しみましたが、最終的には目標であったレート1700に到達することができました。 よろしければ、お付き合いください。 デッキリストデッキ選択について新弾当初、《ドキンダム》の登場によって圧倒的な

    • 5cミラミスの攻略 盾の殴り方

      9月末のメンテナンス時において、《ミラクルとミステリーの扉》に規制がかからなかったことを受け、本noteを書くことにした。 《ミラミス》は各所で様々に議論されるカードだが、個人的には《ミラミス》の不健全な上振れの仕方は規制もやむなしと考えており、今回何も調整が無かったことは驚きだった。 前期NDを中心に幾度となく【5cミラミス】と対面したが、たった6マナで、非公開領域から、いとも簡単に形勢を覆してくるこのカードは強力極まりなく、確率がどうとか、勝率がどうとかに関わらず規制

      • 赤青レッドゾーンで最終日に散った話【ニューゲイズcup ND1726】

        こんばんは、チームGlänz所属のiroと申します。 先日まで行われていたニューゲイズcup、みなさまお疲れ様でした。 結果はいかがだったでしょうか? 私としては、割といいレート帯までは行けたものの、最終的には悔しい結果となってしまいました。 今回は、振り返りとしてまとめようと思います。 よろしければお付き合いください。 使用したデッキリスト色々と試したが、前々々期(レッドゾーンcup)の構築から5枚だけ変更した形となった。 基本コンセプトは同じだが、やはり以下の点

        • 初動とシールドトリガー

          こんにちは、チームGlänz所属のiroと申します。 最近デッキ制作をよくするようになり、そのなかで考えたことがあったので、それを整理して簡単にまとめておこうと思います。個人的な忘備録と、言語化の練習も兼ねています。 そのため、長年デュエマ、デュエプレに携わってきた方にしたら至極当たり前のことかもしれませんが、ご容赦ください。 また、意見の相違や、違った考え方などありましたら、教えていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いします。 デッキの構成要素は次の三つに大別で

        赤黒デッドゾーンの記録【アンチャンスcup ND1713 最終5位】

          辿り着けなかったデッキリスト【ミラダンテcup AD1705】

          こんにちは。チームGlänz所属のiroと申します。 先日まで行われていたミラダンテcupでの取り組みについて、自分の中でまとめようと思い、筆を取ることにしました。 前回、前々回のような構築記事ではなく、個人的な省察が中心となりますが、もしよろしければお付き合いいただければ幸いです。 成果と構築以下のデッキリストを使用し、ADにて最終9位となりました。最終レートは1705でした。 このデッキリストはSNSで流れてきたものを、超次元の部分だけ変更して使用したもので、私が組

          辿り着けなかったデッキリスト【ミラダンテcup AD1705】

          赤青レッドゾーン調整の記録【レッドゾーンcup ND最終10位 最高1732】

          こんにちは、チームGlänz所属のiroと申します。 前回に引き続き、新弾環境の調整の記録を残そうと思います。 X(旧Twitter)でデッキリストを投稿しても良かったのですが、きちんと文章にしておきたかったのでこちらに記そうと思います。 よろしければお付き合いください。 環境初期新弾で追加された《豪速 ザ・ゼット》と《熱き侵略 レッドゾーンZ》により、4ターン目の即時3打点の再現性が飛躍的に上昇した。 これがレッドゾーンデッキの強みだと考え、最大限生きるようなデッキ

          赤青レッドゾーン調整の記録【レッドゾーンcup ND最終10位 最高1732】

          赤白レッドゾーン調整の記録【ヘルボロフcup ND1721】

          チームGlänz所属のiroと申します。 このたびのヘルボロフcupにて、赤白レッドゾーンのデッキを使用し、レート1721まで到達する事ができました。 終盤は失速しましたが、新環境への取り組み方として、自分にしてはまあそれなりにはよく向き合えたのではないかなと思いましたので、その調整の記録を残しておこうと思います。 もしよろしければお付き合いください。 デッキリスト いきさつ新弾当初、今弾の目玉でもあり、ビートダウン要素のあって好印象だった《轟く侵略レッドゾーン》を使用

          赤白レッドゾーン調整の記録【ヘルボロフcup ND1721】

          山札とシールドを入れ替えるのはイカサマか?

          こんにちは。 デュエプレチームGlänz(グレンツ)に所属しています、iroと申します。日々楽しくデュエプレをしています。 いきなりですが、もしあなたの対戦相手が、突如山札の一番上とシールドのカードを入れ替えたとしたら、あなたはどう思いますか? たしかに意味不明な行為で、イカサマというか、ルール違反な行為に違いはありません。紙の大会などには出たことが無いのでわかりませんが、ジャッジの方を呼ぶのが良いのでしょうか…? ただ、確率的な話ではどうでしょう? たとえばシールドトリ

          山札とシールドを入れ替えるのはイカサマか?

          カードゲームにおける命題の証明

          カードN枚中$${x}$$枚が当たりであるとする。 このカードを裏向きのまま二つの束AとBに分け、束Aからカードを何枚か表向きにし、当たりの数を数える。 このとき、束Aの残りから一枚を取り出したときに当たる確率と、束Bから一枚を取り出したときに当たる確率は、ともに $$ \footnotesize \cfrac{残りの当たりの枚数}{残りの裏向きのカードの枚数} $$ となる。 この命題について、以下の文字を用いて示していく。 (注)なるべくその都度説明するので、これ

          カードゲームにおける命題の証明

          先2コダマショック【R5年度・Glänz大学一般】

          先日に行われたGlänz大学デュエプレ学部一般入学者選抜における出題について、学長のゆーや氏より公表があった。 氏によると、難易度は平年並みで、昨今の流行と情勢を鑑みて、適当だと考えられる問題を出題したとのことであった。 「ランクマだと体感8割くらいやられる」と話す通り、昨今の対戦環境において印象的な場面が題材となっている。 以下がその問題である。 問題 以下のデッキリストを使用し、先攻2ターン目に「斬斬人形コダマンマ」をプレイし、ストライク・バックで「デュアルショ

          先2コダマショック【R5年度・Glänz大学一般】

          ノートリ率を概算する

          こんにちは。 チームGlänz(グレンツ)所属のiroと申します。 前回、公開情報からトリガー期待値を求める方法を長々と書かせていただきました。 今回は、それをどう実践で用いることができるかについて書こうと思います。 お時間ある方は、お付き合いいただけると幸いです。 期待値から計算する前回のnoteで書いた通り、盾1枚のトリガー確率は $$ \cfrac{非公開トリガーカード}{非公開カード} $$ で求められます。 よってこのとき期待値は、 $$ \cfrac

          ノートリ率を概算する

          公開情報からトリガー率を計算する

          こんにちは。 チームGlänz(グレンツ)所属のiroと申します。 日々楽しくデュエプレをしています。 よくビートダウンデッキを使うせいか、対戦の際、相手の盾に何枚のトリガーが埋まっているのかを常に気にしています。 デッキタイプでだいたいのトリガー枚数は予想できますので、ゲーム開始時の確率はDMwikiなどを見ればわかります。 では、相手のマナゾーンにトリガーが見えた時はどうでしょうか? トリガーカードを手打ちされた時は? つまり、公開情報によって盾にトリガーがある確率が

          公開情報からトリガー率を計算する