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いろはと高校生物

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高校生物の内容を項目ごとに細く区切って掲載していきます。 生物系の大学に入ったら、高校レベルの内容は問題外で、もっと高いレベルを知っている前提の講義でした。従ってここでは教科書以… もっと読む
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液胞

植物細胞で特に大きく発達する器官ですが、電子顕微鏡で観察したときのみ、動物細胞内にもみら…

いろは
2年前
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細胞壁

こんにちは。いろはです。今回の「高校生物」は細胞壁についてです。 細胞壁は細胞膜の外側を…

いろは
2年前

中心体

こんにちは。いろはです。今回の「高校生物」は中心体についてです。 中心体は、多くの下等植…

いろは
2年前

細胞骨格

こんにちは。いろはです。今回の「高校生物」は、細胞骨格についてです。 細胞骨格(cytoskel…

いろは
2年前

細胞内でのタンパク質の移動

こんにちは。いろはです。 今回の「高校生物」は、細胞内でのタンパク質の移動についてです。 …

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いろは
2年前

小胞体

こんにちは。いろはです。 今回は小胞体についてです。 小胞体は真核細胞のみに存在し、電子…

いろは
2年前

リソソームとオートファジー

こんにちは。いろはです。今回はリソソーム(lysosome)についてです。 リソソームはゴルジ体から生じる一重の生体膜からできた小胞です。形は様々で、大きさも0.4~数μmと幅があります。 リソソーム内部には各種の分解酵素を含んでいて、古くなった細胞小器官や細胞外から取り込んだ異物を分解する役割をもちます。Autophagy(オートファジー・自食作用)とは、細胞が自己の細胞質の一部を取り込む小胞を作り、これをリソソームから供給された酵素によって分解する現象です。

ゴルジ体

こんにちは。いろはです。今回はゴルジ体についてです。 ゴルジ体は真核細胞のみに存在し、一…

いろは
2年前

1-1-1 細胞を基準とする生物の分類

こんにちはいろはです。ここでは細胞の大まかなつくりと分類を確認しましょう。 単細胞生物1…

いろは
2年前

1-1-2-1 生物を構成する元素

こんにちは。いろはです。1-1-2-1では生物に含まれる元素の構成比について触れていきます。 …

いろは
2年前

1-1-2-2 生物のからだの化学組成

こんにちは。いろはです。1-1-2-2では、生物体内の化学組成について確認していきます。 そも…

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いろは
2年前

1-1-3-2 核の構造とはたらき

こんにちは。いろはです。今回は核についてです。 真核細胞は、通常核を1つ持っています。形…

いろは
2年前

1-1-3-3-1 ミトコンドリアの構造

こんにちは。いろはです。今回はミトコンドリアについてまとめていきます。 細胞の活動には、…

いろは
2年前

1-1-3-3-2 葉緑体

こんにちは。いろはです。今回は葉緑体についてになります。 葉緑体は、光エネルギーを変換して化学エネルギーを合成する細胞小器官です。ミトコンドリアと同様、核内のDNAとは別の独自のDNAを持ち、体細胞分裂とは別に、独自に分裂して増殖することができます。 構造植物細胞の葉緑体は、直径5~10μm、厚み2~3μmの凸レンズ型をしています。二重生体膜を持ち、内外膜にはそれぞれいろいろな輸送タンパク質を持っています。 内膜に囲まれた部分には、扁平な袋状の膜構造であるチラコイドが多