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女ひとりでエベレスト街道

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【女ひとりでエベレスト街道・番外編】神々が住む街、カトマンドゥを歩く(後編)

【女ひとりでエベレスト街道・番外編】神々が住む街、カトマンドゥを歩く(後編)

カトマンドゥ観光の後編です。
王道観光地のダルバール広場から始まり、気になってたアーユルヴェーダ体験をしてみたり、ヒマラヤで出会った子と再会したり、カオスな出国手続きに最後までワタワタしたり…
盛りだくさんな内容になりそうですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです!

1.王道のダルバール広場

観光3日目。
カトマンドゥ観光の王道ダルバール広場に行ってみる。
宮殿や寺院が立ち並ぶこの場所は、世

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【女ひとりでエベレスト街道・番外編】神々が住む街、カトマンドゥを歩く(前編)

【女ひとりでエベレスト街道・番外編】神々が住む街、カトマンドゥを歩く(前編)

色々なことがあって追いついていないけど、忘れないうちにヒマラヤトレッキング後のカトマンドゥ観光について、番外編として記録しておきたいと思います。

ネパール旅の目的はエベレスト街道を歩くことだったので、トレッキング後の4日間をどう過ごすかについてはほぼノープラン。
正直、カトマンドゥにあまり期待もしてなかった。

とはいえせっかくの機会なので、予定を詰めすぎず決めすぎず、とにかく歩いて街を散策して

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【女ひとりでエベレスト街道】ガイドさんとの別れに、号泣する準備はできていた

【女ひとりでエベレスト街道】ガイドさんとの別れに、号泣する準備はできていた

トレッキング最終日。
とは言ってもこの日はトレッキングはせず、ルクラから飛行機でカトマンドゥへ帰るだけ。(無事に帰るまでがトレッキングです)

お世話になったガイドさんともとうとうお別れ。
毎日当たり前のように一緒にいたので、なんだか信じられない気持ち。

1.ルクラからカトマンドゥへ

最終日も快晴。
結局ナムチェで夕方少し降った以外は雨にも降られず、とても快適な環境でトレッキングを終えることが

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【女ひとりでエベレスト街道】下りは体感2倍速。行きは高山病、帰りは…

【女ひとりでエベレスト街道】下りは体感2倍速。行きは高山病、帰りは…

登りと比べて体感2倍速の下山。
往路と同じところを通るところが多いので、写真もかなり少なめ。
そして疲れや体調不良で精神的にも余裕がなかった…。
そんなわけでトレッキング10・11日目はまとめて記載します。

1.隠しきれない風邪の気配

トレッキング10日目は、ペリチェ(4,240m)からナムチェ(3,440m)までトレッキング。

前日の水ぶちまけ事件のせいなのか、季節が進んでいるからなのか、

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【女ひとりでエベレスト街道】ヒマラヤ大展望台!カラパタールの頂上で宇宙を感じる

【女ひとりでエベレスト街道】ヒマラヤ大展望台!カラパタールの頂上で宇宙を感じる

いよいよ旅も終盤。
早くカラパタールを登頂したい気持ちと、まだまだトレッキングを楽しみたい気持ちがせめぎ合います。

トレッキング9日目。
ゴラクシェプ(5,140m)から2つ目の目的地であるカラパタール(5,545m)を登頂し、ペリチェ(4,240m)まで下ります。

1.いよいよクライマックス

朝ご飯を食べていよいよカラパタールへ出発。
カラパタール自体は、ゴラクシェプから375mほど登れば

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【女ひとりでエベレスト街道】ロマンのベースキャンプ そこにテントはなくとも

【女ひとりでエベレスト街道】ロマンのベースキャンプ そこにテントはなくとも

トレッキング8日目。
この日はとうとう目的地のひとつであるEBC(エベレストベースキャンプ)に到達する日!
ここまで既に出発から1週間が経っている…長い道のりでした。

まずはロブチェ(4,930m)からゴラクシェプ(5,140m)へ。
その後、ゴラクシェプからベースキャンプ(5,364m)を往復します。

1.青が濃くなっていく

朝、ロッジでペットボトルの水を買ったら、間違ってお札を多く出して

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【女ひとりでエベレスト街道】エベレストに人生を捧げるということ

【女ひとりでエベレスト街道】エベレストに人生を捧げるということ

エベレストベースキャンプを目指すトレッカーのうち、無事にたどり着ける人の割合は4分の3。
4分の1の人たちは残念ながら高山病などの体調不良によりたどり着くことができないそうです。

また、たどり着ける4分の3のうち、4分の2の人たちも高山病の影響を受け、一度高度を下げたり予定外の延泊を経験するそうです。

さて、私は無事たどり着けるのでしょうか。

トレッキング7日目。
ディンボチェ(4,410m

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【女ひとりでエベレスト街道】カラパタール登頂は断念?!食べて登って高度順応

【女ひとりでエベレスト街道】カラパタール登頂は断念?!食べて登って高度順応

トレッキング6日目。
この日は元々高度順応のため、ディンボチェ(4,410m)に留まる日でした。

1.夜が明けて

高山病に苦しんだ夜が明けました。
体調は万全とは言えないけど、吐き気は治ったし気分もだいぶすっきりしている。

朝一でガイドさんが様子を見に来てくれて、昨日より気分が良い旨伝えると安心した様子。
ダイニングに行って無事朝ごはんも食べられました。

ダイニングで、昨日心配してくれた西

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【女ひとりでエベレスト街道】標高4,400mでとうとう高山病の洗礼!

【女ひとりでエベレスト街道】標高4,400mでとうとう高山病の洗礼!

トレッキング5日目は、タンボチェ(3,867m)からディンボチェ(4,410m)まで約6時間のトレッキング。
(タンボチェとディンボチェは名前が似ているのでどっちがどっちか毎回混乱する。。)

とうとう4,000mを越えることこともあり、緊張感が高まります。

1.高山病の兆候

夜中に目が覚めて、少し頭が痛い気がしたのでナムチェで入手した高山病の薬を飲みました。
いよいよ高度も上がってきたので、

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【女ひとりでエベレスト街道】チベット仏教の聖地で信仰について考える

【女ひとりでエベレスト街道】チベット仏教の聖地で信仰について考える

トレッキング4日目は、ナムチェバザール(3,440m)からタンボチェ(3,867m)へ。ゆっくり歩いて約6時間。

ここからはきっと楽しいだけの旅ではなくなる…という予感があり、覚悟を決めて出発します。

1.さようならナムチェ

とても快適に連泊をさせてもらったナムチェバザールのロッジ。
2泊目になると従業員の方たちも顔を覚えてくれて、昔からの友達みたいにニコニコ挨拶してくれるのがとても嬉しかっ

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【女ひとりでエベレスト街道】憧れのエベレストビューホテルへ

【女ひとりでエベレスト街道】憧れのエベレストビューホテルへ

トレッキング3日目。
エベレスト街道トレッキングの日程の中で、単純にどの日が一番楽しかったか聞かれたら、この日だったと思います。
初めてエベレストをこの目で見た日。

1.高度順応のための休息日

この日は高度順応のためにナムチェバザールに連泊する日でした。

一応休息日の位置付けだけど、より高度順応をスムーズにするために3,880mにあるエベレストビューホテルまで軽くお散歩トレッキングをします。

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【女ひとりでエベレスト街道】日本語解禁?!ナムチェバザールで楽しい出会い

【女ひとりでエベレスト街道】日本語解禁?!ナムチェバザールで楽しい出会い

トレッキング2日目に、エベレスト街道最大の村「ナムチェバザール」に無事到着した私。
ナムチェは一体どんな所なのでしょうか。

1.ネパールのSNS事情

到着後、せっかくなのでロッジ周辺を散策することに。
ガイドさんに「一緒に行く?1人がいい?」と聞かれ、治安も悪くなさそうだし、ひとまず1人で行動してみることにしました。

「何か困ったらすぐに電話してね」とガイドさんの電話番号を教えてもらい、つい

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【女ひとりでエベレスト街道】ここは本当に山の上?!快適なナムチェバザールへ

【女ひとりでエベレスト街道】ここは本当に山の上?!快適なナムチェバザールへ

トレッキング2日目は、パクディン(2,610m)からナムチェバザール(3,440m)まで一気に高度を上げます。
距離は約10km。ゆっくり歩いて6時間ほどの道のりです。
ナムチェバザールと言えばエベレスト街道最大の村であり、「シェルパの里」としても知られる場所。
(ちなみに「シェルパ」は民族の名前です。エベレスト登山隊に同行することで有名ですね。)
その楽しげな名前の響きに、一体どんなところなんだ

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【女ひとりでエベレスト街道】トレッキング1日目でまさかの高山病?!

【女ひとりでエベレスト街道】トレッキング1日目でまさかの高山病?!

初日は、ルクラ(2,840m)からパクディン(2,610m)まで約4時間のトレッキング。距離にして約7kmほど。
上りは少ない(むしろ下る)し、歩行時間も短いので本当に足慣らしという感じです。
出発前は「さすがに今日は問題なく行けるだろう〜」と思っていました。

1.早速英語が伝わらない…

まずはルクラのロッジでお茶を飲んで、ここで初めてガイドさんとちゃんとお話ししました。
結構緊張していたこと

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