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〜私のべき子さんの自由化ストーリー〜「子供が4人いても自由で楽しそう」と言われたので振り返ってみることにしました。


先日、10才年下の可愛ちゃんで
心のアドバイザーさんとお話していた時に
「さよこさんって子供が4人もいるのに、大変そうに見えない。自由だし。
むしろなんか楽しそうですよね」と言われました。

嬉しい!
何がって
これから結婚出産をするかもしれない若い人の<お母さん>の前提を
「お母さんは大変じゃない、結構楽しいもんらしい」
にできたのかもしれなくてウキウキしてしまいました。

そこから、1人目の子育てからの話になったので
ここでゆっくりと振り返ってみようと思います。

元々のマインドは
スーパーとらわれべき子な私。
親の期待に応えるべき、結果が出ないと私は無価値マインド
最初の結婚後も
良き母、良き妻、家事も育児も仕事も出来る自分じゃないと
認めてもらえない。
あの人みたいに完璧にならないと・・
と必死に足りないところに目を向けて、
頑張って良い何かになろうとしていた日々。

そこから
どう生き、
何を感じ、
今、クライアントさんやいろんな方に言って頂けるような
『サヨコさんってゆるっとしてて
だけどやりたいことに真っ直ぐで叶えていく自由人』
になっていったのか綴っていきたいと思います。


ーはじまりはじまりー

簡単に生い立ちから。
東京生まれ(代々、浅草の人)
埼玉育ち
父が違う姉が3人の4姉妹の末っ子として誕生
母の母、おばあちゃんも一緒に住んでいたので
総勢7人で暮らしていました。

両親は仲は良くなかったように思います。
(それが当たり前だったから、分からないもんですよね)

大事に大事に育てられ、
中学から私立の女子校に進みました。

高校3年生になる春に両親が離婚し、
家族も離れて暮らすようになり
最後は父と私の自由氣ままな生活がスタート

その後、大学に行って通訳になる予定が
急遽、『美容師になりたい』と思い立ち、
周りの反対を押し切って美容学校へ

卒業後、色々あって通信関係の営業職に就く

→24時間働けますか状態の仕事。
とにかく頑張らないと。
成果を出さないと
足りないところは努力して良くしないと
みんな頑張ってるし女だからもっと頑張らないと
背中を見せないと
寝ても醒めても数字数字数字
一応週休2日、でも電話は毎日。
お給料はものすごく良かったのですが、
ストレスと疲労で
買い物、飲食、マッサージであっという間に消えていきました。
買った服を着て出かける氣力体力はなく
食事は餌。動けるようにただハイカロリーなものを食べて
エナジードリンクを朝から飲んで氣合を入れて。(1日3本)
マッサージは週に2回行っても取れない疲れ

でも、みんなそうみたいだし
私だけじゃないし
若いからもっと頑張らないと
あの先輩みたいにならないと・・


弱音を吐く人には「そのくらいみんなやってんだよ!!がんばんなさいよ!」と追い詰めて
せっかく入ってきた後輩の足りないところを指摘し続け
怒り続ける日々。

こうあるべきを振りかざしまくる毎日。

さらに自分を追い込みまくって
氣がついたらトイレによくいるようになりました。

病院に行ったら鬱と診断されたのかもしれませんが
それもしたくない。そんな自分は許せない。

ある日、チームの先輩に呼ばれます。
A4の紙いっぱいに『死ね』と書かれていて
なにこれ、怖いですねーって返したら
どうやら書いたの、私らしいんです。笑
覚えてないんですね、これが。怖い!!

先輩が
「自分が思っているより、自分がやばいことを知ってください。
あなたは真面目すぎる。
ここはそもそも女の子がいる場所じゃないと思う。
仕事なんかで死んだらだめです。」

いつもふざけていた先輩からの真っ直ぐな一言。
もう終わりにしよう、そう決めて退職。

思っているよりダメージを受けていたんですね
働けない、人に会いたくないの引きこもり生活スタート
散歩から慣らしていきました。

徐々に働けるように
人と話さずに済むような工場での作業をよくしていました。
シャンプーのキャップを付ける作業を8時間やったり
洋服の仕分けをしたり

こんなに働いてもこれしかもらえないのか。。。
もうちょっと欲しいな、
「あ!お酒が飲めるなら人と話せるかも」という安易な考えで
夜の世界へ。
目的、目標もなくただ、こなすという日々
ただ毎日が過ぎていく


そんな中で23歳で結婚
24歳で第1子を出産

これで私も幸せになれる

そう思っていました。

やっときた。やっと幸せになれる
どんなお母さんになろう
どんな素敵なお母さんになろう
夢いっぱいの日々


結婚して、妊娠したら自動的に夫婦も仲良くいい感じになって
幸せいっぱいになる
と思っていたんです。

ところがなんだか違う。
なんで私はほぼ毎日3食、1人で食べているんだろう
なんで休みの日もこの人(当時の夫)は仕事をしまくっているんだろう
でも
働いてきてもらっているから、こんなこと思っちゃだめだ
ありがたい、ありがたいと思わないと

でもなんか、これでいいのか?
なんで分かってくれないんだ?と溜め込んではブチ切れての繰り返し

妊娠中に2回家出をします。笑
1回は離婚をして欲しいと懇願しました。
もちろん両親に全力で止めらるというか
「そんなもんだから〜」と私の話は聞いてもらえず
むしろ笑われてしまい
そんなもんなんだなと私の何かが閉じました。

こんなもんなのだろう
世の中みんなそうなんだろう
言わないだけで
きっとそうだ


そして
産まれたらきっともっと良くなっていくんだろう
そう信じて出産を迎えます。


続く



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