できます！

「できますか？できませんか？」

そう聞かれたとき、

「できます！」

と即答できる人は、どれくらいいるのだろう。

実際にできること、頑張ればできそうなこと、実はできないこと。

さまざまなことに関して、投げかけられる冒頭の質問。

わたしはどんなときでも、どんなことでも、

「できます！」

と言える自分でありたいと思っている。

問いが投げかけられた段階で、実はできないことだったとしても。

だって、どこにどんな好機が転がっているかわからないから。

前髪しかないと言われるチャンスの神様を、絶対に逃したくないから。

わたしは運が悪いとは思わないけれど、特別いい方でもない。

であれば、偶然であれ何であれ手にできそうなものには飛びつくのが得策のはず。

背伸びは若者の特権だ。

できないことは、できるようになればいい。

口から出まかせだとしても、たとえそのときは嘘だったとしても、後から真実に変えてしまえばいい。

そう思うことは、若気の至りなのだろうか。

わからない。

それでも、わたしは生き方を変えない。

いつか、間違っていなかったと思えるその日まで、ね。

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