【FUJIFILM×SIGMA】SIGMAの〝ものづくり〟は僕にはピッタリだった。という話
SIGMA、いいね。
あいりすです。
機材の見直しと、SIGMAの選択肢
前回、機材の見直しについて書きました。
今回は肝心の機材の見直した内容に今回は触れていこうと思います。
これから少しずつ誰かの考えを記録や作品として残していく活動をもっとしていきたいと思ったのが見直しの理由です。
その活動に適したものとなると、多分オーソドックスな標準域が向いてるな、という結論に。
とはいえ、普段から機材の情報を全然追っていないので、サードパーティ含め機材一つ一つにあんまりどうこう言えるほど知識はありません。
そんな疎いぼくでも以前から気になっていたものとして挙げるなら、SIGMAのXマウントシリーズ。
現在展開されているSIGMA×Xマウントレンズ一覧は以下の通り。
FUJIFILMユーザーにも馴染みのある焦点距離が揃う単焦点レンズ+F2.8通しの標準ズームレンズと超望遠ズームレンズ。
概ね、FUJIFILMユーザーが一度は目に留めるようなラインナップという印象も受けます。
これを踏まえつつ、純正や他メーカーのレンズにも候補をいくつか見つけましたが、最終的にはSIGMAで統一することにしました。
実は、この56mm自体は今回の見直しをするより前の今年5月頃には導入していたのです。
過去には単焦点一本を使い続けていることを記事にもしましたが、あっさり買っております。
詳しくはまた別の記事でまとめていければと思いますが、このSIGMA56mmでいろいろ撮影していると今のぼくには凄くピッタリ。
とにかく軽快で機動力の高い単焦点レンズという印象に尽きます。
焦点距離ゆえに広く画を作ることは難しい(恐らくぼくが下手なだけ)ですが、〝あと一歩欲しい〟と思った時に助かる場面が多くありました。
これもあってSIGMAレンズへの感触は良く、機材の見直しを経て18-50mmの購入に至りました。
このレンズもズームの利便性とF2.8の安心感、何より小さくて軽い。
ある意味、ノーマルな部分を極めるとこうなるんじゃないかなと思いました。
そうなるとXF35mmF2はSIGMA18-50と用途が被り、使う頻度も下がるだろうと思ったので売却。
売却とはなりましたが、このレンズ自体一本だけあれば5年は撮影できるぐらいポテンシャルがあります。(経験談)
ありがとう、XF35mmF2。
何故、SIGMAなのか
色々調べていると、Xマウント用のレンズのバリエーションが割とあることを知りました。
ぼくがXマウントに移行したばかりの頃はまだXマウントのサードパーティレンズは少なかった印象があり、そう考えるとめっちゃ時代が進んでるように感じます。
(マウント仕様が公開されていないとかだと思いますが、うろ覚えなので間違ってたらすみません)
その数ある選択肢の中でもSIGMAを選んだのは、性能も十分ながらとにかく軽くてコンパクト。
これはズーム(超望遠はちょっと分からない)、単焦点どちらにも当てはまると言えます。
とはいえ、SIGMAのcontemporaryシリーズはその要素こそが長所でもあり、それらの引き合いに出される純正のレンズ達は大口径のデカめなものになりがち。
比べた時にSIGMAのほうがコンパクトなのは当然とも言えます。
そのコンパクトさに加えて価格も抑えられているので描写とかが微妙でも割り切るつもりでした。
実際に使ってみると、ぼくぐらいの目的なら気にならないレベル。
詳しくは説得力のある方のレビューがごまんと広がっているのでそちらを参考にしてもらいつつ、個人的にはSIGMAらしい現代的な鋭い描写と開放時のボケ具合は思ったよりもありました。
まだカメラを始めたばかりの頃、何も分からないまま〝SIGMAの描写はパリパリしてる〟とどこかで評されていたのを今でも引きずっていたのですが、改めて使うと正にそのことを思い出します。
逆に、弱点としてよく指摘される諸々の収差は確かにあります。
これは気になる人は気になるだろうけど、ぼくはレタッチする上で最低限弄るのでめっちゃ気になるって感じまではいきません。どうしようも無い時はそういうものとして諦めます。
統括すると、SIGMAを選んだ理由はコンパクトで十分な写りを持ち合わせていたから。
と、書いて終わりにしてもいいのですが、もう一つ選んだ理由があります。
それはSIGMAのものづくりに対するスタイル。
これはレンズの性能といった話ではないので本来機材の購入に持ち出す必要は無いのかもしれません。
普段からメイドインジャパンとかはそこまで気にしていないものの、SIGMAのものづくりには惹かれるものがありました。
SIGMAの生産拠点がある会津地方の物作りに対する姿勢や、それを軸とする国内製造への捉え方など。
たとえ言葉のマジックだったとしても、ものづくりに多少携わる事があるぼくには響く部分が多くありました。
参考になりそうなものを何点か貼り付けておきます。
SIGMAに限らず、全てのレンズメーカーにもものづくりの情熱は当然あるでしょう。
それでも今回SIGMAを選ぶ上でそのことも理由にしたのは自分の要望を叶えていることに加え、福島に多少ルーツがあったからという超主観なものでもあります。
外側から見る事しかできませんが、これぞ贔屓。
使うものには意味を持たせたい。
ということで、今後は趣味で神社仏閣や街を撮る時は色々追求できそうなSIGMA56mm、やりたいことや個人的な活動には便利なSIGMA18-50mmと使い分けていこうと思います。
どちらのレンズもコンセプト通り軽快に持ち出せるので、ぼくのスタイルややりたいことには結構フィットしています。
18-50mmは用途被りで売却したXF35mmに比べたらコンパクトではないですが、やっぱF2.8通しズームという前提で考えるとあり得ないぐらい小さくて使う度にその恩恵を感じます。
今後はこの機材をベースにしつつ、仮にもし再び見直しが始まるなら広角の単焦点を増やすか、あるいはSIGMA18-50がXF16-55に進化するぐらいだと思ってます。
メーカーへのイメージで多少左右されるものの、結局は自分の用途に合えばレンズはなんでもいいので色々使いたいものはあるにはあります。
次の見直しは当分先になりそう。
それにしても久々の機材選びは楽しかったです。
以前よりもレンズごとに使う頻度やシチュエーションを予め鮮明に想像しつつ、挙句には企業の考え方みたいなのも出てきてしまいながら選んでいたので、ぼくの中では純粋に楽しむことができました。
とはいえ、機材を買うことがゴールではありません。
精進精進。
終わり
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