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知らない人の結婚式に参加して全力で踊ってきた話 (ウズベキスタン)


結婚式って良いよね。

学生の時、単発のバイトでフラッシュモブを結婚式場でしたてことがあるんだけど、全然知らない人の結婚式でも、感動して泣いてた。
お母さんへの手紙とか、しっとりしたBGMの中でね、感謝を伝えたりね…

新郎新婦のことをいろんな形で想っている人たちが集まって
2人の門出を祝う、素敵な空間だよね。


そんな場に、


縁もゆかりもない外国人が、参加してきちゃった話です…

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すごくノリノリで


ことの起こり/宿泊してた宿に居たお兄ちゃん(ベクトシュくん、25歳)と少年ジャンプの話で盛り上がった結果、「サマルカンド市内をツアーしてあげるよ(無料で)」という話になって快諾

1日ともに行動することに。

〜中略〜

「今日、叔父さんの結婚式なんだ!エリナも行こう!」

そして気軽にOKした結果がこれです

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すごい会場、300人とかいる

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席は女性席と男性席に別れてる
日本語を話せるベクトシュくん以外は、英語も通じません。(ロシア語やタジク語なら通じる模様)
そんな頼りのベクトシュは男性席へ。
えっ!!!!!!!!!!!!!!!!笑


不安だったけどノリで乗り切れました
なんとかなるもんである。

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並ぶごちそう。みんなこれ食えあれ食えと勧めてくれる。好き。
全部美味しい。
一瞬で食べすぎラインまで達したけど、なおも入れ替わり立ち替わりお食べ、お食べと食事を勧めてくださる親切なウズベキスタンの人々の期待を裏切るまいと、
スイカとメロンを中心に胃の負担を軽減しつつ食事楽しんでますよ感を演出させていただきました。これが商社で培った処世術です。(違)

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みんな優しい

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子供たち可愛い
子供は言語のコミュニケーションがはなからいらないので仲良くなりやすい

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そして、新郎新婦の入場とともにだんだんとヒートアップしていく会場

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姉さん方楽しそう!

音楽は生演奏

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最初は別れていた男女の席も、もはや関係ない
爆音でひたすらに踊り続ける
乾杯の挨拶とか、上司の紹介とか、新郎新婦からの何かとか、一切なし!
歌え踊れ、パーリーパーリー!状態

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子供達も自由にダンス

照れ屋さんも踊り出したら激しい
可愛いすぎ

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自然とサイファーみたいなのが出来上がって1on1の構図ができる笑
大学生の時はバトルとか“自分だけ注目されてる感“がすごく苦手だったんだけどもはやこのノリの中だとなんでもできちゃう

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わたしのカメラで、ご列席の方々がたくさん写真を撮っていてくれた。優しい。(200枚くらいあったかな…笑)
お財布などの貴重品はベクトシュのお母さんがしっかりと預かってくれております。お心遣いよ…


興味深いことだらけの中でも、おもしろかったのが、

ナイスな人にはおひねりを渡す文化があるとこ

楽しめば楽しむほど、踊り狂えば狂うほど、オーディエンスから評価をいただける。

「なんか知らない日本人きてる」という珍しさで、注目を浴びてしまった結果
えらい量のおひねりをいただいてしまいました。

こんな飛び入り参加野郎が荒稼ぎしてしまうのは申し訳ないので
最後は会場内で最も動き回っていたエキサイトおじいちゃんと、
天使のようなキッズ達へわたしからもおひねりさせていただきました。

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なんと、このダンスの時間だけで2時間半

エグいて!笑


会場には、仲の良い親族だけでなく、ご近所さんとか、知り合いレベルの人たちも来てるらしく(だから私も飛び入りできたんだね)
そういった方々は、ご飯食べてちょっと踊ったら帰ってました。
ご祝儀とかもないのかな?
新郎新婦と写真を撮るときに、2人に対して、少しお金を包んで渡す。っていうのはしてました。
全然日本の結婚式と違うよね、、、!異文化体験。


会場一体となったお祭り騒ぎは続く。
一生誰も座らない。

(※ちなみにちょっと疲れたなぁと思いはじめると、自然と誰かが声をかけてくれて、席に座って休んでねって気を遣ってくれる。言葉は通じないけど、そういう風に気配りしていただけるの素晴らしい体験すぎて思い出しただけで感動してる)

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音楽はビート軽めBPM早めなズンチャチャしてる若いノリのが多かった。途中から照明暗くなってミラーボール回ってもはやクラブと化してたからね

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サークルモッシュ状態


めちゃめちゃ汗だくになったし、

謎に
ステージに上げられて全員の前でスピーチとかもして

(言語的に誰にも内容伝わってないんだけど、盛り上がり方すごかった。好き。笑)

来てる人ほぼ全員と写真撮影もして

とてつもない非日常を味わった経験となりました。


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写真もいただきました…
思い出レベルたかい

ここでウズベキスタン、入国初日の感想を思い返してみます。
「みんな忙しそうでちょっと冷たい・・・」

どこがじゃ!笑

同じ国で過ごしていても、「どんな経験をしたか」「どんな人に出会ったか」によって抱く印象は大きく変わるよな、と実感しました。


ベクトシュのおじさま、奥さま、改めて日本から1年越しに祝福させてください!
おめでとうございました!!!!!!!!!!


もっと書きたいことたくさんあったんだけど
いつまでも投稿できなそうなので、ミニマムにしてみました。
ウズベキスタンの人たちがどうしてこんなに日本の人に良くしてくれるのか?とかも時間があれば書きたいです。そこには歴史的・政策的な背景も感じ取れたので。

ちなみに、この結婚式の後、ベクトシュの実家に泊まります。

あと、懲りずに別の街で同じように結婚式に参加することになります。


その話はまた今度。


サポートしていただいた内容は次のチャレンジに繋げます。