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あそぼうさいが目指すのは『人のつながり』【未来の種@高須】

R4.8.17 北九州市若松区の高須市民センターにて、『未来の種』事業の一環で、遊びながら防災を学ぶ『あそぼうさい』のご依頼をいただきました!!

テーマとして『人とつながろう』ということを掲げていただきました。

親父ギャグと文化祭的な工作のノリで始まった『あそぼうさい』は、いまや30以上のプログラムがあります。
どこでも誰でも実施できるということや、学生などの若い人財プレイヤーも多く育っていることなどから、多くの実施依頼をいただいています。

地域課題でもある防災啓発において、ニーズが高いことを感じます。

そこでよく聞かれるのが
『どうして、あそぼうさいを始めようと思ったんですか?』
というご質問です。

即答する答えとして、
『地域の中での、多世代交流が狙いです』ということです。

地域活動を引っ張ってくださっているシニア世代だけじゃなく、子ども達や子育て世代の若い世代と一緒になって取り組める作戦として、『あそぼうさい』を次々に開発していきました。

今回は、その原点に立ち返るようなご依頼でした。

いつもは、多くのブースをご準備して、色んな遊びを楽しんでもらうのですが、時間進行がタイトになるのを覚悟で!『人が繋がる』ことを意識したプログラム展開としました。


①アイスブレイク『タッチでごあいさつ』

前回の赤崎でのアイスブレイクで実施されていて、面白かったので、パクらせていただきました!!(笑)

『子ども達を真ん中に』
地域の皆さまも子ども達と同数ほど、参加してくださっています。
子どもは大人に、大人は子どもにご挨拶しましょう!

ハイタッチ!がしたいところですが、感染を危惧して、腕タッチ!
30秒で、多くの人に『ごあいさつ』できた人が優勝です!

結果は・・・!
『何人か分からなくなった』(笑)
とても多くの数で、数えきれなかったそうです(笑)


②自己紹介フォークダンス

地域の皆さんに輪になっていただき、外側に向きます。
子ども達はその外側に輪になって、内向きになってもらいます。

40秒の間に、お互いに自己紹介します。
名前もしっかり覚えてもらえるように、しっかりアピールしよう!
子どもも大人も、上手にお話してくれていました。

時間になったら、子ども達が横にズレて、全員が一周するものです。

直方などで実施されていた『しゃべり場フォークダンス』にヒントをもらっています。

じっくりお話する機会はなかなか無いですから、特にご参加の大人の皆さんの柔らかい表情がとても印象的でした。

また、人数調整のため入ってくれていた大学生が、腰をおとして、子どもの目線に合わせてお話されていた姿にも、とても感心しました。

我が家でこの話をしていると、『あぁー、お見合い回転ずしのことね』って言われました(笑)
某婚活番組でそのようなタイトルですね。そっちの方がネーミングが良いか?(笑)

子ども達はフォークダンスとか分からんか!(笑)


③バースデーカード(の応用編)

全員の自己紹介が済んだところで、応用編のゲームです!

並び替えのゲームです!
まずは、名前で『あいうえお順』に並びましょう!
会場前方が『あ』、後ろが『わ行』ということです。
よーいスタート!!

「わたしが〇〇だから、あなたはこっち」
「そのお名前なら、もっと向こう!」
場所が分からない子たちも、地域の皆さんが上手にリードしてくれました。

はーい!!並べましたね。
では次は、誕生日順です!よーいスタート!!

2回目でもあり、随分早くなりました!!
答え合わせがてら確認した後に、
直近の誕生日の子!!!
もうすぐ12歳になる小学校6年生の男の子です。
みんなで『ハッピーバースデー』を歌いました♪

(後で、個別に話したときに、ごめんね、突然でビックリさせたねって話したら、全然大丈夫です、今日、家族でぼくの誕生日プレゼントを買いに行くんよって話してくれました。嬉しい記念になりましたね!)

最後は、超応用編!!
『住所順に並んでください!』

町名、丁目、番、号。
各町内の大人の皆さんがリードしてくれて、とっても早く並びました!

ご近所さんのチカラってスゴイ!!


④ご近所チームで暗記ゲーム

これは、あそぼうさいの鉄板ネタです。
10個の家庭に備えておくべき防災グッズを暗記してもらいます。

個人の暗記力を試すのではなく、チームで覚えていることを出し合うと、全部が出揃います!

さっき並び替えゲームで、ご近所さんがハッキリしましたので、そこでチームになってもらいます。
さぁみんなで思い出そう!!


⑤自由に『あそぼうさい』

後半は、いつもの自由にあそぼうさい!

各ブースを自由に遊んでもらいます!

台風ボウリング
地図パズル(住宅街なので盛土マップ)
ダイソーグッズカルタ
災害ぶたのしっぽ
災害はどこへ、空き缶ボール投げ
新作!家具転倒メカニズム!

あと、8割がた大丈夫だろうゲームもゲリラ的に実施してもらいました。

自由にわきあいあいと楽しんでもらいました!



⑥あそぼうさいサーキット

最後に、まとめの『あそぼうさいサーキット』
子ども達を数人ずつのグループに分けて、会場内を四角に考えます。

四角をぐるっと回ってもらうのですが、行く先々にあそぼうさいゲームがあり、それを突破して次に進みます。
先に一周した方が勝ちです!!

先ほどの自由にあそぼうさいでのゲームがこれに続いています。
突破すべき4つのゲームはこちら!

・8割がた大丈夫だろうゲーム
・災害はどこへ?空き缶ボール投げ
・地図パズル
・『借り人』競争

ん?
借り人競争?
これは初めて!!

カードを引きます。
カードには、助けてほしい「こんな人」という情報が書かれています。
「借り物競争」ってありましたよね?あの『"人"バージョン』です!

事前に館長さんから地域の皆さんの得意なことや普段されていることを教えていただいてましたので、カードに色んなことが書かれています。

そのカードを引いて『助けてくださ〜い!』と声をかけていきます。
頼る子どもも、頼られる大人も嬉しいゲームです。

でも、時間を急がないと!!!(笑)

詳しくはコチラ!

このゲームにこの日の総集編のような想いを込めた、プログラム展開としました。



ということで、
『人のつながり』をテーマにした、あそぼうさい講座となりました。

防災の基盤は、地域コミュニティです。
人と人とが繋がることが、何よりも災害対応力であり、防災です。

とても楽しく、
改めて、多世代交流の場となるあそぼうさいでした!

今日もご覧いただきありがとうございます!!


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