昨日は、息子のバスケの試合でした。
市民体育祭ということで、実力の近いチームどうしの対戦を設定していただきました。2戦とも見事に圧勝してくれました。
指導者のコーチさんが仕事でいなくって、代わりにぼくがベンチに入らせていただきましたが、そのプレーの上達ぶりに、終始、優勢に試合を進めてくれました。


第一試合目、序盤のこと・・・

日本代表の選手たちのバスケの過熱ぶりもあってか!?

河村選手ばりの!?『ノールックパス』をどんどんするんです!!(笑)

(ノールックパスとは、投げる方向を見ずにパスを出すもので、敵からカットしにくい高等テクニックのパスです。)


でも、さすがは、この子たち!!(笑)

投げる方がノールックでも、
捕る方もノールック!!!(笑)

誰も見てないところにボールを投げていきます(笑)

捕れない(笑)、ただボールが通過していく(笑)、そのまま相手の手に渡る(笑)
何度あったことか・・・(笑)


「おいおいおい・・・!」

お互いに声を出せだの、
もらう方が動いてやれだの、
きちんと見てからパス出せだの、、、、
一応、小言を伝えます。

そしたら、「お前が悪い、いや、お前が悪い」(笑)
パスを出す側と、もらう側で、どちらが悪いかをなすりつけ合います(笑)

「いいかげんにしろー!!!」(笑)

一喝して、こう伝えます。


『仲間が捕れんやったら、パスでも何でもない』
『捕れてこそ、パス』
『仲間のために、思いやりをもって投げなさい』
『パスをもらう方は、パスが出しやすい位置に動いてあげなさい』

パスを出す方も、もらう方も、仲間への思いやりが重要なのです。


段々と、自分たちなりのプレーを取り戻していって、2試合目は特に良かったです。


そして、ふと、
『パス』について考えてみました。


例えば、日本代表選手のような、パスの名手でも、この子たちとプレーしたならば、そのパスは活きないでしょう。
なぜなら、速過ぎて捕れないからです。

相手が捕れるボールを投げてやることが大切です。
(きっとこのレベルの選手たちなら、捕れるようなボールを投げてくれるのだろうと思いますが)

100マイルの剛速球や、すごい角度で曲がる変化球を投げられても、キャッチャーが捕れなければどうしようもありません。

相手の捕る実力に応じて、ときには、近づいて、ふわっと下から投げてあげてキャッチさせるべきときもあろうかと思います。


いつも、講座や、協働や、コミュニケーションのときにはお話しますが、
『投げ手よりも受け手』が大切ということですね。

どう捕れるボールを渡してやるかが重要です。


まだまだ小さい子に無理難題を押し付けたり、
全然実力や経験が無い部下に仕事を押し付けたり、
きっとやってくれるだろうとろくにコミュニケーションをとらなかったり。

パスの仕方が悪いですよね。
剛速球で捕れなかったり、
そもそもキャッチボールできてなかったり。


会話や言葉にして、ボールを渡し合えたら良いですね。
子ども達のプレーを見ていて、そんなことを感じました。


今日もご覧いただきありがとうございます。

冒頭の写真は、nagomi|noteさんの作品を使用させていただいています。パスというよりシュートの図柄ですが、とてもカッコ良かったので、選択させていただきました。ありがとうございます。



<1年前の”今日”の記事★>

これはまた一風変わった記事ですね。
でも、なんだか好きな記事です。



<2年前の”今日”の記事★>

おぉ!!
9月9日の後にちなんで!!
『救急車のよけ方』きちんと知っていますか?
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