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NPO法人の設立・運営について今さらまとめてみた

今日、以前にとってもお世話になった「重鎮」の方とお会いする約束になっています。
先日、突然お電話をいただき、お名前を聞いたとたん、電話越しにぼくの背筋がシャキッとなるほどの、ぼくなんかとは格が全然違う方です。

突然の電話に驚き、お話をお聴きすると、何やらNPO法人の立上げについて考えてらっしゃるようです。

公でもない、民でもない、NPO法人として、ぼくたちの日頃の活動なんかを知っていただき、話が聞きたいとのことでした。

とてもとても嬉しいお話ですよね。
こんなぼくで、この相談の対応が務まるだろうかとも思いましたが、良い機会にさせていただきたいと思いました。

まだまだ新米NPO法人かなと思っておりましたが、気付けば、法人格取得後からは7年目となりました。
チームが立ち上がってからは15年です。

最近では、
ボランティア活動とは何か?
協働とはいかにして達成できるか?
ボランティア団体の運営に関するノウハウは?

というような、そもそもの活動理念や、マネジメントのことでの講座依頼も増えてきました。
外向けの活動が多く、こうしてちょくちょくアウトプット・広報しているから、ひっかかってくださる人も多いのかもしれませんね。
ありがとうございます。


北九州市市民活動サポートセンター|noteのこちらのホームページは、設立から運営まで、いつでも頼りになる情報です。
とても重宝しています。
これを見ていただくだけでも十分、どうにかなるものと思います。


大きく2つに分かれるのかなと思います。
『設立』と『運営』。

設立させるまでがまぁ大変。

初めての海に飛び込むわけですから、そりゃそうですよね。
経験してみると、それほどそうでもなかったようにも思います。

まず、10人以上のメンバーが必要です。4人以上の役員も選任しなければならない。
他の一般社団法人などと比べて、まずここがハードルになります。
想いを共感する仲間が多くいなければ、立ち上げることさえできません。

その後、趣意書を書いて、設立総会して、申請。

役所に申請を出して、4ヶ月以内に認証の可否が返ってくることとなっています。
公示して審査するんですね。
この時間がかかるのもNPO法人ならではですね。

認証がおりれば、正式に設立に向けて進んでいくのですが、
ここからの手続きがまぁ面倒。
仕事柄で慣れている人なら良いのかもしれませんが、ぼくみたいな一般人はまぁ訳分からん。
銀行で口座つくって、法務局に登記に行って、税務署に行って、、、
それまた報告で返して・・・というような作業になります。


さて、運営です。

運営については、自由度が高いです。
好きなようにやって良いのですが、2つだけ注意。

①常に市民に見てもらえるようにすること。
NPO法人は色んな面で優遇されています。
特に会計処理など、市民に見ていただいて良いように整理・管理しておかねばなりません。

②毎年の報告をきちんと。
年に1回、総会を開いて、決算を明瞭にして、メンバーを揃えて、その旨を役所に提出しなければなりません。
これをきちんとすることです。

NPO法人は、残念ながら、悪用すれば隠れ蓑のように運用することもできます。各種の減免などが適用できるそうです。
そうならないように、市民監視の目があります。

また、『想い』が資源となりますから、やる気がある時期やメンバーで、ぐわ~っと立ち上げたは良いものの、引っ張っていた人がいなくなったり、やる気がなくなったり、ケンカ別れしたりで、名前だけで活動が無いNPO法人もかなり多いそうです。

立ち上げるのもそこそこ面倒ですが、
きちんと運営していくのはもっと大変です。


簡単に資料にまとめたので、上手く進めばアップしたいと思います。

これまでのNPOの運営に関する記事も貼っておきますね。


今日もご覧いただきありがとうございます。
冒頭のイラストは、まきこみ まき子🍙さらさらアトリエ|noteさんの作品を使用させていただいています。いつもありがとうございます。


<1年前の”今日”の記事★>

昨年度のわっしょいは、奇跡があったと思っています。
今年も台風の心配がありましたが、何とか実施できて良かったです。

いただいたサポートは、NPO法人好きっちゃ北九州の活動費に、大切に活用させていただきます!!