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千葉県の江戸川で、小学校1年生の女の子が行方不明になり、
昨日、見つかった遺体が、そのさやちゃんだと判明しました。

ウチの末っ子は、同じ1年生で、同じ「さっちゃん」です。

このニュースを聴き、いたたまれない気持ちで胸が痛くなります。

子どもが、ちゃんと「ただいま」って言って帰ってくること。
そんな当たり前のことが、絶対不可欠で、幸せなことなんだろうと思います。


今回の事故?がどんな原因・要因だったかは解明されていませんが、
親として、子どもを守ることができるのだろうか、今一度考えたいと思います。


冒頭のイラストは、ワダシノブ/イラスト・マンガ|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。


①『無事に帰ってきてね』

以前の記事でも書きましたが、
我が家の『おまじない』の合言葉です。

朝、
どれだけ慌ただしくても、
どれだけぼくに怒られても、
『無事に帰ってきてね』
と必ず声をかけます。

子どもにとって、ちゃんと、家まで帰ってくる。これが絶対の務めです。

極端に言えば、
朝から成績や勉強のことで、ぼくからぐちぐち言われます。
家を出るときには
「ま、とりあえず、テスト0点でも良いから、無事に帰ってこいよ」と声をかけています(笑)


先日、娘とのエピソードでこんなことがありました。

学童保育クラブから電話があり「学校は終わってるのに、学童に来てませんよ」って。
ぼくは、「えっ?今日は休む予定ではないんですが・・・」

家の周辺を探し、遊んでいたところを発見しました。
「今日、お休みするって言ったやん」と言い張りますが、きちんとした約束ではありませんでした。

みんな心配するやろって。
話をして、反省していました。

遊びたい気持ちは分かるけど、行方が分からんくなったら、お父さんも先生たちも、心配するんだからと話します。
『いつも家を出るときに、お父さんは何て声かける?』と聞くと、
『ぶじに帰ってこいよって・・・』
親子で涙が出ました。

心配する気持ち、心配されている気持ちが通じ合っています。


②電話番号を覚えさせておく

これは、とっても有効だと思います。
ケータイを持っていない子どもには、親の電話番号を覚えさせておくと良いと思います。

ちょっと困ったときなどに、誰かに電話を借りて、かけさせてもらいなさいと言っています。

例えば、激しい夕立で、今帰ったら危ない状況。でも門限に間に合わない。
そんなときには「帰ってくるな」と言っています。

でも、心配するから、友達の保護者さんなどに電話をかけさせてもらいなさいと言っています。

先日も、登録のない番号から電話がかかってきました。

『お父さん、家のカギ忘れた〜』

アホか。(笑)



③居場所があること

子ども達の居場所があることは、とても尊いことです。

親として、とてもありがたいことです。

放課後の学童保育クラブには、感謝が尽きません。

バスケットや塾などの習い事も、居場所になっていると思います。

いつも遊んでいる公園など、
子ども達の居場所があることは、かけがえのないことだと思います。

あそこに行けば、居るっていう場所を多く把握しておきたいですね。



④『声かけて 地域の宝 子ども達』

これは北九州市の『子どもを育てる10箇条』のうちのひとつです。
10個のなかでも、一番好きなフレーズかもしれません。

まちの人たちの目があるっていうのは、何よりも安全・安心に繋がると思います。

知り合いが多いほど、安全・安心は高まります。

まずはご挨拶から。

この10箇条が作られてから、残念ながら時代が変化しています。
子ども達に声をかけたら、不審者と思われます(笑)
知らない人から声かけられたって、メールが届きます(笑)

いきなり、知らない人どうしで声かけるからですね。
いつも見ている人、
顔を見ればあいさつする人なら、そんなことにはなりません。

だから、ぼくは、子どもの方から挨拶をすることが大切だと思っています。



我が家がちゃんとできてるとは思えませんが
こうして改めて向き合って、
子ども達が無事に帰ってくるっていう幸せを、保ち続けれるように、
声をかけていきたいと思います。


今日もありがとうございます。


<1年前の”今日”の記事★>

おぉ!この記事も大好きな記事です。
よく聞く『おんだんか』について、少し知識をもっていると良いと思います。

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