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『大変だったけど楽しかった』負担と関わりの関係性、その先にある喜び・充実感

『協働』っていうのは、とっても微妙なバランスです。

ちょうど良い、心地良いバランスを見つけることが大切です。


仕事でもそうですが、
関わりの中で、複数人で何かの取組みをするときに、
参画の度合いというか、温度差が必ず出てきてしまいます。

参加するそれぞれがいかに主体的に関わっていただくか、それが重要になります。

それを目指そうとしてもなかなか難しいし、一人の想いではなかなか実現しなかったりもあります。

『協働』という、こんなとっても難しいテーマを考えつつ、いつも各種の活動に取組んでいます。


特に、無償ボランタリーの活動は難しいです。

ぼくたちのようなNPO活動に限らず、
町内会などの地域活動もそうですし、
PTAなどの保護者活動もそうです。

「参加するメリットは?」
「もっと効率的なやり方が?」
「実施する意義は?」

というような、よくある不評です。
たくさんツッコミどころがあるかもしれません。
でも、入口部分で毛嫌いしている人も多いと思います。

システマチックに効果的な協働を生み出そうと取組んでいる方はなかなかおりませんので、
まず関わってみて、何かが見えてくるものかなと思います。


この年度末に向けて、保護者活動の関係で、こんな嬉しいことが起こっています。

前段の話から。
PTAなどの保護者活動は、働くパパママはとっても敬遠します(笑)
役なんてなかなか引き受けませんよね(笑)

ウチは積極的に挙手してはいないんですが、謎の抽選で決まっていたり(笑)お願いされたら断れないというようなところもあり、子どもそれぞれに何役も持ってしまっています(笑)

そして、こんなお母さんがいました。
凄い勢いで「お断り」しているんです。
絶対無理です!ダメです!忙しいんで!役なんて絶対無理です!(走って逃げる!ぐらいの(笑))

このお母さんのことなんですが、
現在、年度末に向けた保護者活動のなかで、どんどん発言!ご活躍してくださっています!!

コロナ禍で、かつ皆さんに負担のないように、
オンライン会議やLINEを駆使して話し合いを進めています。

『子どものために』と、各保護者が気持ちを合わせて、取組みを進めています。

このお母さんのコメント
「子ども達への思いが重なっていって、取組むほど、もっともっとしたくなる。大変だけど楽しい。」


とっても素晴らしいですね。
『負担』が心地良くなっていっています。

全く関わりがなければ、負担も無いのですが、こうした喜びはありません。

メリット論争ではなく、こうした関わりや、カタチで表せない成果や喜びを見出していくことは、とても大切で尊いものだと思っています。


現在、進行しているこの保護者活動は、どんどん皆さんが前のめりになってくださっていて、とてもとても嬉しいです。
リーダーであるぼくは、何にもしていません(笑)旗振ってるだけです(笑)
素晴らしすぎる!!!!

きっと、今回携わってくださっている皆さんは、この成功体験をもって、今後もPTAなどで同じような目線をもっていただけるものと思います。


負担と関わり。

『大変だったけど楽しかった』

そう言ってもらえるような関係づくりを進めていきたいですね。


冒頭の可愛らしいイラストは、Makiさんの作品を使用させていただきました。ありがとうございました!


今日もご覧いただきありがとうございました。
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