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先週土曜日の夜、今年度最初の『学童保育クラブ』の父母会を開催しました。

学童保育クラブとは、小学校の授業が終わり、放課後、家にひとりで帰らせるには心配だなっていうご家庭などが、子どもの居場所として預ける施設で、『放課後児童クラブ』とも呼ばれています

放課後だけでなく、土曜日や、夏休みなどの長期休暇でも、働く親にとっては欠かせない存在です。

ウチの小学校の新1年生、55人のうち、35人が入所することとなりました。
毎年、新1年生の利用率は約6割です。

ウチの学童保育クラブは、地域の皆さんにより設立された経緯もあり、『運営委員会方式』にて運営しています。その運営主体として『父母会』があります。
つまり、子どもを預ける保護者たちが運営主体である、ということです。
なので、『父母会』もきちんと運営・実施していかねばなりません。
昨今の、任意制度によるPTAとは違います。

学童保育クラブを利用している児童は、やっぱり低学年が多く、学年が上がるにつれて、習い事が増えたり、お家でお留守番できるよっていう感じになり、退所(卒業)していくという感じですね。

近頃は、どの学童も利用者が多くって、パンパンな状態。
施設的なハード面もそうですし、指導員不足というソフト面もそうです。
なので、利用できるのは低学年のみって決めているところもあるようです。

ウチの学童保育クラブでは、伝統的に2年生の保護者が、中心的な役割を担うようになっています。
ウチの末っ子が、小学校2年生になりまして、ぼくに白羽の矢が立ちました(笑)

この大切な機関である父母会の会長を一年間務めさせていただきます。


とは言え、
この3年間が、コロナ禍で、各種行事やイベントが全然できていません。
父母会の開催すらできずに、保護者どうし顔を合わせたことないっていう3年間でした。

昨年度の会長さん達の役員さんが頑張って、自主企画を様々やっていただきました。
脱コロナという感じで少しずつ動き出してきています。
そんなバトンを受取りました。


新1年生の保護者さんも多く集まっていただいた、新年度の『父母会』。

昨年度末に新2年生の全家庭とメールで話して、ニーズとして『オンライン』での併用開催がありました。
小さな弟や妹がいたり、土日の夜でも働いているご家庭もあります。
初めての試みでしたが、オンラインと併用した開催をいたしました。

ぼく自身、色んな市民活動において、オンライン開催、ハイブリッド開催を様々やってきたので、こういうときにノウハウが発揮できますね。
まぁ、何とか実施することができました。
今後、オンラインによる参加も増えてくると思います。


今年度最初の父母会ということもあり、
運営委員の皆さんからお話をいただきました。
この3年間、全然お聴きできていなかった話です。

この学童を地域の方々や保護者たち自身でスタートさせたこと。
父母会も運営主体となっていること。
過ぎてしまえばアッと言う間の子育て期間を楽しんでほしいこと。
父母会という場で、親同士も交流する場としてほしいこと。
子ども達の安全や思い出づくりを一緒につくっていける組織としていきたいこと。

何だか、じ〜んときました。
ぼくは上の子からずっと預けているので、理解していたことでしたが、改めて話をうかがって、こういう場があることに感謝の気持ちをもちます。

ぼくから、父母会活動のスタンダードとしての
季節ごとの行事を口頭で簡単にご説明しました。

でも、これって、コロナ前の話です。
3年間は全く何もできませんでした。
いったんリセットして、新しいカタチでも良いと思っています。

無理に、前例や伝統にこだわらずに、いま、やりやすいカタチで、いま、面白いと思えることをやっていけたらと思います。

そんな話をして、皆さんが頷いてくれました。
せっかくお集りいただいた皆さん。
最後に短い時間でしたが、おしゃべり会の時間を設けました。

初めて顔を合わす保護者たちもいれば、保育園・幼稚園から仲良しの保護者どうしもいます。
それぞれのテーブルで、子どもを真ん中においた交流について話していただきます。

みんなで何となく合意できていると感じたのは、
子ども達の楽しみのために、みんなで何かしらやっていこうっていうこと。

早速、5月のどこかの日曜日で、
新1年生の歓迎と、保護者どうしも交流することを目的とした簡単な楽しみイベントを企画しようということに。

前例はありません。
でも、新しくつくっていくんです。
『脱コロナ』の父母会をスタートさせていきます。


先輩のパパ・ママが口を揃えて言っていただきました。

この父母会での親どうしの交流は、このまちで過ごしていくなかで、ずっと続いていきます。
お互い仲良くなれて、子どもどうしもずっと友達で。
そんな関係性が構築できる楽しい場です。

PTAや、地域コミュニティが希薄化していくなかで、
『学童保育クラブ』という保育園と小学校の間のような機関で、
子どもを真ん中に置いた地域づくりを始めていこうと思います。


ぼくなりの、新たな挑戦です。

またひとつ、大変になるぞ~汗(笑)


今日もご覧いただきありがとうございます。


<1年前の”今日”の記事★>

おぉ!昨年の今日は、10万PVを達成したようですね!
現在の最新値は・・・294,885PVですね!
こんなぼくの細々としたしょうもない記事でも、続けていけば、全北九州市民の3分の1ぐらいの数にはなってきましたね。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

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