「他人の不幸は蜜の味」…これは誰しも持っている心理
自分や、自分の大切な人以外が
失敗
不幸
損害
に見舞われたとき、多くの人が「喜びや嬉しさ」といった快い感情を心のどこかで抱いてしまいます。
これは人間の汚い一面のように思えますが、いたって自然のことです。
私も他人の不幸は蜜の味に感じてしまうことがありますし、あなたにだってあるはずです。
例えば、自分により上手くいっている人や著名人が何かやらかしたりすると、「え?なになにー?」(ちょっと期待)って気になったりしますよね。
そしてその自分より上手くいっている人の「不幸そうな顔」を見ると、なぜか気持ちが安らいだり自分が元気になっちゃたりするわけです。
いやー人間ってそういうとこありますよね(笑)
でも大丈夫です、これは自然現象というかよくあることです。
この「他人の不幸は蜜の味」現象を心理学用語などではシャーデンフロイデと言います。
このシャーデンフロイデにも実は3つのパターンがあるので、今日はそれをお話しようと思います。
読みやすく短くまとめるので、ぜひ最後までどうぞ。
※戦争などの本当の不幸に関してはシャーデンフロイデを通り越して、本当に悲しいですね。今回の戦争は本当に私も心を痛めています。
①区別系
自分が所属しているグループを正当化するために、他人の不幸を喜びます。
【 例1】
スポーツ観戦中、ライバル選手のミスで大喜びする
【 例2】
いじめが見過ごされる(あっちと違ってこっちは安全)
②競争系
自分よりも上手くいっている人に対する嫉妬から、他人の不幸を喜びます。
【 例1】著名人の失態を必要以上に叩く
【 例2】ネット炎上、誹謗中傷
前置きでも例をだしましたが、このシャーデンフロイデ競争系は日本人に多いと思います。
「出る杭は打たれる」じゃないですが、日本人は協調性を大事にする国民性です。
なので普通ではなく「目立っている存在」に対して、ひそかに嫉妬心のようなものを持っている人が多いのでしょう。
YouTubeの低評価クリック率やアンチも、世界で日本人がダントツトップらしいですよ(笑)
無料で視聴しておきながら、上から目線で文句をつけたい人が多いようで・・・。
これはあまりいいとは言えませんね。
不満は心にとどめるだけにして、相手を傷つけない配慮ができるといいですね。
③正義系
最もたちの悪いパターン。
他人の不幸を喜んで叩き「これは正義のためなんだ!」と歯止めがきかなくなります。
【 例1】過激なことをする宗教団体
「自分こそが正しい!」と思い込んでいるため、それを突き通すためには手段を選ばなくなります。
戦争もこっちに入るかな?と考えたのですが、政府が何を考え何を一番の目的にしているのか分からないので除外しました。
まとめ
今日は「他人の不幸は蜜の味」の心理についてお話しました。
これは誰しも経験することなので、何も恥じることはないです。
ただ「自分の正義を振りかざして、他人を叩くのは良くない」と思います。
マウンティング合戦はやめましょう。
白黒はっきりさせないことも、時には大事です。
今日はそんな感じです(^^)
最後まで読んでくれてありがとうございます。
また近々更新します。
ではでは!!