見出し画像

反省はしても、後悔はするな

前にも似たようなことを言いましたが、人は失敗から多くを学びます。

成功体験も大事ですが
それと同じくらい、いやそれ以上に失敗体験も大事だと私は思っています。


なので今日はそこらへんの価値観についてお話していこうと思います。
主観的な話なので押し付けるつもりはありません。

参考程度にどうぞ(^^)





 後悔は、自分で自分の傷口を広げてしまう

起きてしまったことを後悔するのはやめてください。
自分で自分の傷口をつついているようなものです。

 

仏教でいう、「第二の矢」ですね。

  • 妄想

  • 見解

  • 分析 (原因追及)

は更に自分自身を苦しめることになります。

刺さった矢はごちゃごちゃ考えずに、すぐに抜いてしまいましょう!

「なんでこんなことになったんだ」
「なぜ未然に防げなかったんだ」
「自分の何が悪かったんだ」
「周りがどう思うか」

などと考えてしまうから、どんどんダメージが大きくなっていくのです。

そんなこと考える暇があったらさっさと矢を引き抜いて、傷の処置をするべきです。


済んでしまったことは、もうどうにもできません。

それなのにいつまでも後悔していたら
第一の矢(過ち)に引き続き、第二の矢(妄想・見解・分析)で苦しむことになるのです。

負の感情が残り、いつまでも引きずってしまうのです。





人間以外の動物は自分で傷口を広げたりなんかしない

まぁこれは知性や頭脳の違いでもありますが、一応お話します。

例えば、交通事故で下半身麻痺になってしまった人がいたとしましょう。
その人は「歩けなくなってしまった」というのが第一のダメージですね。

次にこの人は

  • なぜこんなことになってしまったのか

  • もう歩けないなんて絶望しかない

  • 家族に迷惑をかけてしまう

  • 仕事はどうしよう

  • これ治療費いくらかかるんだ

このようなことを考えて落ち込み、自らに第二のダメージを与えてしまいます。そのまま鬱になってしまうかもしれませんね。


ではこれが、犬だったらどうでしょう?

交通事故で下半身が動かなくなってしまった。
ここまでは人間と一緒です。

でも次にとる行動は、人間とは大きく違います。

次の日からは、上半身だけで移動をする練習を始めます。

体が不自由になったことを理解したら、そのあとはこの体で生きていくために行動するのみです。


これは私が動物病院に勤めていたときに気づいたことです。
大怪我をしたあとに、鬱っぽくなった動物には出会ったことはありません。

3本脚になってしまった犬は次の日には自分でバランスをとって立つ練習をしていましたし、火傷で皮膚がただれてしまった犬も生きようと必死にごはんに食らいついていました。

人間みたいに、いちいち落ち込んだりしません。
落ち込んでいるヒマなんてないのです。



まぁ本当のところの動物たちの気持ちは分かりませんが、人間より合理的な生き方をしているようにも思えますね。




反省をしたら、あとは前に進むだけ

人生はトライ&エラーの繰り返しです。 
エラーを怖がっていては何もトライできません。

 なので失敗や過ちを犯しても、後悔なんてしなくていいのです。

 反省だけで十分です。


延長戦にしてはいけません。
しっかり反省して、そこで決着をつけてしまいましょう。

反省もダラダラやってはいけません。
濃く、短く!

サラッと終わらせてください。

そして、過去は振り返らず前進あるのみです!

ごちゃごちゃ考えたくなったら、他のことに気をそらしてください。
自ら傷をつつくようなことはしてはいけません。

苦しみが長引くだけです。





まとめ

今日は「反省はしても、後悔はするな!」というお話をしました。

人間は感情の生き物なので難しいところはありますが、なるべくは意識していきたいところです。

後悔は心に雑念を生むだけです。

後悔すればするほど、立ち直りが遅くなります。

過去に執着していると今を楽しめなくなります。
時間は有限で、なおかつ明日生きているかも分からないのに、それでは非常に勿体ないですね。

一度きりの人生です。
死ぬ瞬間に「まぁ悪くない人生だったな」と思えるように、反省をしたら気持ちを切り替えて前に進み続けましょう!



今日はそんな感じです(^^)
最後まで読んでくれてありがとうございました。

また明日執筆します、ではでは!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?