#191 目指すべき教育の機会均等
国際バカロレア(IB)とは
国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラムです。世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的としています。
https://ibconsortium.mext.go.jp/
文科省も平成30年から、グローバル人材育成の観点から、国際バカロレア(IB)の普及・拡大を推進するため文部科学省IB教育推進コンソーシアムを立ち上げました(予算なども問題があり2018年までに200校の目標を掲げていたが数十校にとどまっている)。
以前のコラムでも書きましたが
私たちが日々の生活で「何に触れるのか」は、私たちの「学び」や「世界に対する理解」に大きな影響を与えます。
英語を含めた「外国」というのは当たり前のものではない日本の中で、「何かに触れる機会」を担保することは非常に大切です。
一方、国際バカロレア(IB)に限らず、そのような「触れる機会」を各家庭で担保するには、当然それなりの経済力が必要です。
経済力による教育格差は、いずれ大きな分断を生み出してしまいます。
群馬県のIB認定校である太田市のぐんま国際アカデミー中高等部に、県知事や教育長が視察にいったそうです。
様々なアイデアを取り入れならが
公教育が、先の時代を見据え、「触れるべきものに触れることができる機会」を担保することが重要です。
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