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大地の芸術祭_こへび隊に参加し終えて

大地の芸術祭 こへび隊に、東京工科専門職大学から実習として6名が参加した。計12泊、この夏の体験をどう感じ、何が変化したか、最後にそれぞれコメントを残しておきます。


環境の変化とか生活リズムが急に違くなったけどなんだかんだ対応できるし、ここでしか味わえないものがあって心地よいと思えた。
もっと楽観的に物事考えるきっかけになった。

飯野


東京暮らしが自分には合っていると思い込んでいました。「大地の芸術祭」をきっかけに新潟の自然の中で生活し、ゆっくりとした時間の流れを感じ、人の温かさに触れ、意外にもこちらの環境の方が自分に適しているのではないかという新しい発見がありました。超楽しかったです。


ネットでいろいろな年齢職業の方と出会う機会は多いですが、芸術祭を通してリアルでいろんな人と会話することの良さを知りました。お金に余裕がないからと、遠出を避けていましたが、旅行していろいろな知見を深めたいと強く思うきっかけになりました。

掃部


大地の芸術祭に参加し、現地の方や運営スタッフ、芸術家の方が一緒に盛り上げようとしているのを体感できた。また、国内だけでなく海外から訪れる人も多く、アートを通じた地方活性化の可能性を感じた。

宮田


現地の人や海外から来ている人、スタッフの方、芸術家の方が一体となって「大地の芸術祭」は成り立っていた。短い間ではあるがその一員として過ごしていく中で改めて人の繋がりは重要だと思った。これからも人と関わる機会を大切にしたい。

草場


今まで触れる機会のなかった大自然の中で、様々な国や地域の人との交流や、貴重な経験をすることが出来ました。また、地域の祭りを地元の方々が主体となり、後世に紡いでいくサイクルに関われたことをとても幸運に思いました。あと、生活リズムが前より良くなったのと、虫への苦手意識が多少薄れました。

五十畑


大地の芸術祭には新しい地方自治がある


IPUT教員_浦田

こへび隊に学生を連れて行って、あらためて思ったのは、やっぱりここにはひとつの理想ができつつあるということです。地方自治ってかたいテーマの話をします。アートを軸に街おこしをして、20年以上も続いていて、地域内外の人がこんなに参加していて……。
もうすぐ会期が終わってしまうけど、地元の方々が、3年後に向けて、なにをするか考えながら生活している。
ぼくたちは、そんな動きのなかでほんのいっしゅん、お手伝いしただけですが、それでもこの地域の一部、関係人口だという実感を持てる。こへび隊というシステムが大地の芸術祭にとって、すごく大事な装置になっているのがわかった。
世の中はいろいろ分けて、誰かが誰かに向かって文句を言うのが当たり前になっているけれど、大地の芸術祭は、この自分と他人がすこし曖昧だったりする。地方自治においてこれって理想だと思うんです。このゆるい関係性を目の当たりにすると、目からうろこが落ちます。


※こへび隊はこの記事公開時点で、まだまだ募集中です。1泊からでも参加できます。週末の旅行にプラスして、参加するとか、社会人にも学生にもオススメできます。


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