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お子様のラーメンデビューに「一風堂」を全力でおすすめしたい理由。

「飲食店では他のお客さんやスタッフの目が気になって落ち着かない」
「特に回転が速いお店だと、すぐに店を出なきゃいけない気がしてしまう」

小さなお子様を連れて外食しようとする時、不安や肩身の狭い思いを感じたことがありませんか?
 
多くの方が同じ思いを抱えているからこそでしょう。2022年1月、北海道帯広市のラーメン店のこんな張り紙が話題になりました。

 ご自身も3児の父親であるという店主の温かい気遣いに、思わずほっこりしてしまうメッセージ。「こんな飲食店が増えたらいいな」と思うと同時に、ひとつ大切なことに気が付きました。
 
一風堂もずっと、同じようにお子様連れのお客様を大切にしてきたはず。快適に過ごしていただけるよう、工夫しながら接客をしてきたはず。なのに、ネット上でそれを積極的に発信することはしてきませんでした。だから、「一風堂=子連れで行きやすい」というイメージを持っている方は、まだまだ少数派なのではないでしょうか。
 
この記事では、今まで一風堂各店で当たり前に実践していたが発信できていなかった「お子様連れで一風堂に行きやすい理由」をご紹介します。その中でも一風堂の隠れ名物「抱っこチェンジ」は、常連さまにご好評いただいているイチオシのサービスです。

この記事を読んで、より多くの子育て中のお客様に、気軽に一風堂でのお食事を楽しんでいただけたら幸いです。

※こちらに記載のサービスは基本的にすべての「一風堂」(フードコート業態店を除く)で提供しているものですが、混雑している時間帯や研修中のスタッフが対応した場合など、状況によっては、こちらからサービスをご提案できない場合があります。ご要望がある際は、ぜひお気軽にスタッフにお声掛けください。 

一風堂にできること

使えるグッズあります

お子様用の椅子、プラスチックのお取り皿、小さいスプーンとフォーク、麺カッターなどをご用意しています。椅子は、背の高いタイプやテーブルに取り付けるタイプ、ソファーに置く「バンボ」など、種類は店舗により異なります。(お子様には、「やだ。オトナのイスにすわりたい」と断られるパターンもよくあります ^^) 

ルイボス茶の代わりに、お水をご用意可能

ルイボス茶とは、南アフリカ原産のポリフェノール含有のノンカフェイン茶。すっきりした味わいがとんこつラーメンによく合うので、一風堂ではお冷としてルイボス茶を無料で提供しています。ノンカフェインなので皆さまに安心して飲用いただけますが、初めて飲むとスッとした味わいに少しびっくりするお子様も多いです。大人のかたもそうですが、お水のほうがいいよというお客様には、代わりにお水をご用意することが可能です。もちろん「ルイボスが好き」というお子さまもいらっしゃいます!

フードコート業態店など一部店舗では、ルイボス茶のご用意がない場合がございます

「お子さまラーメン」を注文の場合、1杯目に提供

「お子さまラーメン」を販売している店舗では、同じお席の大人のかたのラーメンよりも先に「お子さまラーメン」をお出しします。保護者のかたのサポートが必要な場合があることや、取り分ける時間、冷ます時間など、食べる時間がより長くかかることを想定しているからです。また、通常はラーメンのどんぶりを熱湯に数分間浸して熱々の状態が少しでも長く続くように工夫していますが、「お子さまラーメン」のどんぶりはあえてその工程を省き、スープを冷ましやすいようにしています。なお「お子さまラーメン」のない店舗や、1杯はまだ食べきれないという場合には、保護者のかたのラーメンに替玉(ハーフサイズの小玉もあります)を追加し、取り分け皿に分けてお召し上がりいただくこともOKです!

「お子さまラーメンセット」イメージ
※商品内容は店舗により異なる場合があります

ツウの裏技「〇〇抜き」できます

こちらは大人のかたも対象になりますが、苦手なトッピングや辛味のある調味料などを「抜き」にしてラーメンをお出しすることが可能です。具体的には、ラーメンの「ねぎ抜き」「きくらげ抜き」や、赤丸新味の「辛みそ抜き」「香油抜き」などの対応ができます。また、「抜き」ではなく「別皿」での提供も可能です。例えば保護者のかたが食べる赤丸を「辛みそ別皿」でご注文いただくと、辛いものがまだ食べられないお子様と一緒に取り分けて楽しむことができます。また、好きな量だけ少しずつスープに溶かしながら食べることもできるので、辛いものが苦手なかたにもオススメな裏技です。

「赤丸新味」辛みそ別皿、ネギ別皿イメージ

※仕込みの段階で既に混ぜ込まれている調味料等は「抜き」「別皿」にできない場合もございます。不明な場合はスタッフにご相談ください。

お帰りの際に「アメちゃん」プレゼントも

ささやかではありますが、退店時にはお子様の人数分、キャンディを差し上げています。おそらく一番お子様に喜んでもらえる瞬間なので、スタッフもコミュニケーションを楽しみながら、お好みの味を選んでいただいたりしています。「あそこに行くとアメちゃんがもらえる」と学んだからか、「また一風堂に行きたい」と自らおねだりするお子様も多くいらっしゃるようです。たいへんありがたい限りです!

キャンディの種類は店舗や在庫状況により異なる場合があります。
また、フードコート業態店など一部店舗ではキャンディのご用意がない場合がございます。

一風堂の隠れ名物「抱っこチェンジ」

ふつうのラーメン店ではあまり一般的でない、一風堂ならではのサービスとして「抱っこチェンジ」があります。「抱っこチェンジ」は一風堂による造語で、抱っこなどのお世話が必要な小さなお子様の保護者のかたのラーメンを、タイミングをずらして提供することを意味します。例えば赤ちゃんとご両親でご来店の場合などに、「一杯ずつ、タイミングをずらしておつくりしましょうか?」などとご提案します。(冒頭に挙げた帯広のラーメン店も、同じサービスを実施しているようですね!)

もちろん、保護者のかたが「抱っこ」をしているかどうかに関わらず、「子どもにラーメン/離乳食を食べさせてから、自分のラーメンを食べたい」という場合などにも、タイミングをご相談いただくことが可能です。食べられそうなタイミングでスタッフに再度お声掛けいただき次第、ラーメンをおつくりします。

一風堂が「そこまでする」理由

ラーメン店といえば一気に素早く商品が提供されて、すぐに食べて退店しなければいけないというプレッシャーがあるところも少なくありません。確かにそのほうが回転率があがって、お店は多くの売り上げを得られます。

でも一風堂は、たとえ回転を遅くしてでも、「お客様の最適なタイミング」を重視します。
 
なぜなら、ひとりひとりのお客様に、いちばん最高の状態のラーメンを食べてほしいから。
 
博多ラーメンは時間が経つと麺の硬さが変わってしまいますし、当然スープも冷めてしまいます。最適なタイミングでお出しするのは、一番美味しい熱々のラーメンを、お好みの麺の硬さで楽しんでいただきたいからです。

ちょっと話が変わりますが、これと同じ考え方で、お子様連れでないお客様でも、商品の提供前にお手洗いやお電話で席を立たれた時には、戻られてからラーメンを提供します。また、「まずはお酒とおつまみを楽しんだあとに、締めのラーメンを食べたい」という場合にも、お好みのタイミングでラーメンをご用意することが可能です。(一風堂はこれを、「後でラーメン」を略して「アトラー」と呼んでいます)

「すべては1人のお客さまと1杯のラーメンから始まる」

これは一風堂創業者・河原成美のことばです。売上や利益を上げることよりもまず、「1人のお客さまの笑顔のために、最高のラーメンをつくる」ことをいちばんの目的として営業しよう。これを原点として心に刻んで、ひとりひとりのスタッフが目の前のお客さまに対して心から向き合っていこうという気持ちが込められています。
 
先ほど挙げたすべての一風堂の「対お子様連れサービス」は、このような考え方から自然発生的にうまれ、各店のスタッフに受け継がれてきたのです。

一風堂が叶えたい社会

「お子様連れのお客様も気兼ねなく外食できることが当たり前になるように」。そんな願いを実現できるよう、小さなことからでも、私たちにできることの積み重ねを大切に継続していきます。一風堂と同じような考え方が飲食業界全体でも当たり前になり、みんながより過ごしやすい社会になってほしい。一風堂はこれからも、お子様のすこやかな成長と、保護者の方々の一生懸命な子育てを心から応援します。

あなたのお子さまのラーメンデビュー、一風堂にお任せください!

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【おまけ】子どもに関わる一風堂の活動

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。最後に一風堂が取り組んできた、子どもに関わる地域貢献活動をご紹介します。
 
2003年より実施してきたオリジナルの食育活動「一風堂Workshop」では、地域の一風堂スタッフが小学校等で出前授業をし、ラーメン文化や自分で作る楽しさを子どもたちに体感してもらいました。

この「一風堂Workshop」の姉妹事業として福岡県山王で開始した「チャイルドキッチン」では、家族連れなどで参加できる、小麦粉を使った食育活動を実施しました。どちらの取り組みも現在は参加募集を見合わせていますが、長年にわたりご参加くださった多くのお子様や保護者の方々とのコミュニケーションを通して、「子どもを大切にしたい」という一風堂の想いは膨らんでいきました。

コロナ禍真っただ中の2021年4月からは「こども食堂」に積極的に参加をしています。関東や九州・広島など各地域の「こども食堂」に一風堂キッチンカーで赴いて、その場で熱々のおいしいラーメンを無償または低価格で提供します。「こども食堂」は、参加者の皆さまのお腹を満たすことのみならず、共働き家庭に多い「孤食」を減らす役割や、地域の子ども同士・保護者同士のコミュニケーションの場としての機能も果たしています。

「こども食堂」でラーメンを食べたお子さまからは、「人生で一番おいしいものを食べた」という嬉しいお言葉をいただいたことも。お子さまにたくさんの笑顔と「ありがとう」のメッセージをいただき、運営チームも毎回元気づけられながら活動しています。

これらの一風堂の取り組みが「食べることの喜び」や「持続可能な社会の実現」について考えるためのきっかけになれば、たいへん嬉しく思います。今後も、ラーメンをたくさん食べながら、一風堂の活動を応援していただけましたら幸いです。

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